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2026/03/06

オーストラリアの風邪薬ガイド|日本人が知っておきたい薬の選び方・買い方と現地ルール

オーストラリアの風邪薬売り場に行くと、「種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない」と戸惑う日本人は少なくありません。

日本のように「総合感冒薬を1つ買えばOK」という文化ではなく、オーストラリアの風邪薬は症状ごとに選ぶのが基本です。

さらに、一部の風邪薬は棚に並んでおらず、薬剤師に相談しないと購入できないルールもあります。

本記事では、オーストラリアの風邪薬を買うときに知っておきたい現地ルールと、症状別の選び方を日本人向けに分かりやすく解説します。

「英語で症状を説明できるか不安」「市販薬で様子を見ていいのか判断できない」という方は、
日本語で医師に相談できる御用聞きドクターのオンライン診療という選択肢もありますので、あわせて参考にしてください。

※本記事は医師の確認・監修のもと作成しています

医師監修 麻植医師

おうえケアとわクリニック 麻植 医師

オーストラリアの風邪薬は、日本の市販薬と成分や強さが異なる場合があります。

複数の成分が入った総合風邪薬は、症状に合っていないと眠気や動悸などの副作用が出ることも。

持病がある方や他の薬を服用中の方は、自己判断で選ぶ前に医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

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オーストラリアの風邪薬が選べない?日本人が戸惑う理由

オーストラリアの薬局で風邪薬の棚を前にして「どれを買えばいいのか分からない」と立ち尽くす日本人は少なくありません。

その原因は日本とオーストラリアで風邪薬の選び方や買い方のルールが大きく異なるためです。

日本のような「総合感冒薬」が少ない

日本では「パブロン」「ルル」など、1つ飲めば熱・咳・鼻水・喉の痛みすべてに効く総合感冒薬が主流です。

一方、オーストラリアの風邪薬は「症状別に成分を選ぶ」が基本。

解熱鎮痛、咳止め、鼻づまりなど、それぞれ別の薬を組み合わせて使うことが一般的であり、
「とりあえず風邪に効く薬をください」という買い方が通用しにくいのが現状です。

一部の風邪薬は棚に並んでいない

オーストラリア 風邪薬

オーストラリアでは、薬の種類によって購入方法が法律で決まっています。

風邪薬の中にも、棚から自由に取れるものと薬剤師に声をかけないと買えないものがあります。

たとえば、鼻づまりによく効くPseudoephedrine(プソイドエフェドリン)配合の薬はカウンター奥で管理されており、購入時にはID(パスポートなど)の提示が必要です。

「棚にないから売っていない」と思い込んで帰ってしまう日本人もいますが、実は薬剤師に相談すれば買えるケースが多いのです。

パッケージが英語で成分が分かりにくい

当然ながら、オーストラリアの風邪薬のパッケージはすべて英語表記です。

「Paracetamol」「Ibuprofen」「Phenylephrine」など、成分名を見ても何に効くのか分からず、結局選べないまま帰ってしまうことも

本記事では、この後のセクションで成分ごとの効果と代表的な製品名を整理していますので、参考にしてください。

項目 日本 オーストラリア
主流の風邪薬 総合感冒薬(1つで複数症状に対応) 症状別に薬を選ぶ
購入方法 ほぼすべてセルフで購入可 一部は薬剤師に相談が必要
ID提示が必要な薬 基本的になし Pseudoephedrine配合薬など
表記言語 日本語 英語のみ

オーストラリアの風邪薬を成分で理解しよう|症状別の選び方

オーストラリアの風邪薬はブランド名やパッケージが多くて複雑に見えますが、実は「有効成分」で理解すると一気に選びやすくなります。

パッケージが違っても中身の成分が同じということも多いので、ラベルの「Active Ingredients(有効成分)」を確認する習慣をつけましょう。

Paracetamol(パラセタモール)|熱・頭痛の基本成分

オーストラリア 頭痛薬

代表的な製品:Panadol(パナドール)

発熱・頭痛・全身の痛みに使われる最も基本的な解熱鎮痛成分です。

日本の「アセトアミノフェン」と同じ成分で胃にやさしいのが特徴。

ただし、飲み過ぎると肝臓に負担がかかるため、用量を守ることが大切です。

総合風邪薬にも含まれていることが多いので、重複服用に注意しましょう。

Ibuprofen(イブプロフェン)|炎症をともなう痛みに

オーストラリア 頭痛薬

代表的な製品:Nurofen(ニューロフェン)

喉の炎症・関節痛・筋肉痛など、炎症をともなう痛みに効果的な成分です。Paracetamolより抗炎症作用が強いのが特徴。

ただし、胃が荒れやすい・腎臓に持病がある方は注意が必要です。空腹時の服用は避けた方が安心です。

Phenylephrine(フェニレフリン)|鼻づまりに(棚で買える)

オーストラリア 頭痛薬

代表的な製品:Sudafed PE、Codral PE

鼻の粘膜の血管を収縮させて、鼻づまりを一時的に改善する成分です。「PE」と表記されている製品に多く含まれています。

ID不要で薬局の棚から購入可能ですが、効果は優しめです。高血圧・心疾患のある方は長期使用を避けてください。

Pseudoephedrine(プソイドエフェドリン)|鼻づまりに(ID必要)

オーストラリア 頭痛薬

代表的な製品:Sudafed(赤い箱)、Codral Original

Phenylephrineより鼻づまりへの効果が強い成分ですが、違法薬物の原料になり得るため購入時にID提示が必須です。

薬局のカウンター奥で管理されており、購入記録は「Project STOP」というシステムに登録されます。
高血圧・心疾患・甲状腺疾患のある方は特に注意が必要です。

Dextromethorphan(デキストロメトルファン)|乾いた咳に

オーストラリア 頭痛薬

代表的な製品:Robitussin Dry Cough、Duro-Tuss Dry Cough

のどの刺激で出る「コンコン」という乾いた咳を抑える中枢性の咳止め成分です。

痰が絡まない空咳が続くときに使われます。人によっては少しボーッとする感覚が出ることもあります。

Guaifenesin(グアイフェネシン)|痰が絡む咳に

オーストラリア 頭痛薬

代表的な製品:Robitussin Chesty Cough、Duro-Tuss Chesty Cough

痰を薄めて出しやすくする去痰成分です。痰が絡んでゴホゴホする咳のときに選びましょう。

乾いた咳用の薬(Dextromethorphan)と間違えると逆効果になることもあるので、咳のタイプを見極めることが大切です。

抗ヒスタミン成分|鼻水・くしゃみに

オーストラリア 頭痛薬

代表的な製品:Telfast、Zyrtec、Claratyne

アレルギー反応を抑え、鼻水・くしゃみを和らげる成分です。風邪のひき始めで鼻水が止まらないときにも使われます。

眠気が出やすいタイプ(第一世代)と出にくいタイプ(第二世代)があるので、日中に使うなら眠くなりにくいTelfast・Zyrtec・Claratyneがおすすめです。

症状 成分名(読み方) 代表的な製品 購入時の注意
発熱・頭痛 Paracetamol
(パラセタモール)
Panadol 棚で購入可
炎症・痛み Ibuprofen
(イブプロフェン)
Nurofen 棚で購入可(胃に注意)
鼻づまり(軽め) Phenylephrine
(フェニレフリン)
Sudafed PE、Codral PE 棚で購入可
鼻づまり(強め) Pseudoephedrine
(プソイドエフェドリン)
Sudafed、Codral Original ID提示必須
乾いた咳 Dextromethorphan
(デキストロメトルファン)
Robitussin Dry Cough、Duro-Tuss Dry 薬剤師に相談推奨
痰が絡む咳 Guaifenesin
(グアイフェネシン)
Robitussin Chesty、Duro-Tuss Chesty 薬剤師に相談推奨
鼻水・くしゃみ Antihistamine
(抗ヒスタミン)
Telfast、Zyrtec、Claratyne 棚で購入可(眠気に注意)

ポイント:オーストラリアの風邪薬はパッケージの「Active Ingredients」を見れば、どの症状に効くかが分かります。

成分名を覚えておくと、ブランドが違っても迷わず選べるようになります。

オーストラリアの風邪薬はどこで買える?薬局・スーパーの違い

オーストラリアで風邪薬を買おうと思ったとき、「薬局に行くべきか、スーパーでも買えるのか」で迷う方も多いのではないでしょうか。

実は、オーストラリアでは薬の種類によって買える場所が法律で決まっています

ここでは、購入場所ごとの違いを整理します。

スーパーで買える風邪薬は「限定的」

Coles(コールス)やWoolworths(ウールワース)などのスーパーマーケットでも一部の風邪薬は購入できます。

ただし、買えるのは小パックの鎮痛剤(Paracetamol・Ibuprofenなど)程度に限られます。

咳止めや鼻づまりの薬、総合風邪薬などは基本的にスーパーでは取り扱っておらず、薬局(Pharmacy)に行く必要があります。

薬局チェーンの特徴を知っておこう

オーストラリアには、日本のドラッグストアのような大手薬局チェーンがいくつかあります。

代表的な薬局チェーン

Chemist Warehouse(ケミスト・ウェアハウス)
オーストラリア最大手の薬局チェーン。価格が安いことで有名で、風邪薬の品揃えも豊富。
店舗数が多く、都市部ならほぼ見つかります。

Priceline Pharmacy(プライスライン)
女性向けコスメや健康食品も充実。風邪薬の取り扱いも多く、ポイントカード(Sister Club)でお得に購入できることも。

Terry White Chemmart(テリー・ホワイト)
地域密着型の薬局。やや価格は高めですが、薬剤師に相談しやすい雰囲気が特徴です。

「棚にある薬」と「カウンター奥の薬」の違い

オーストラリアの薬局では、薬の置き場所が法律で決まっています。

①棚に並んでいる薬(Schedule 2)
自分で手に取ってレジに持っていけばOK。Paracetamolの大容量パックや一部の咳止めなどが該当します。

②カウンター奥にある薬(Schedule 3)
薬剤師に声をかけて相談しないと購入できません。症状や持病、他に飲んでいる薬などを確認されることがあります。

③さらに奥で管理されている薬(Pseudoephedrine配合など)
ID(パスポート・運転免許証など)の提示が必須。購入記録がシステムに登録される「Project STOP」という仕組みで管理されています。

購入場所 買える風邪薬の例 特徴
スーパー(Coles・Woolworthsなど) Paracetamol・Ibuprofen(小パック) 種類が少ない・深夜も買える店舗あり
薬局の棚(Schedule 2) Paracetamol大容量、一部の咳止め・のど飴など セルフで購入可能
薬局カウンター奥(Schedule 3) Codral、Sudafed PE、一部の強めの咳止めなど 薬剤師への相談が必要
ID提示が必要な薬 Sudafed(Pseudoephedrine配合)など パスポート等のID必須・購入記録あり

風邪薬を買いに行く前に、「自分の症状に必要な薬がどこで買えるか」をある程度把握しておくと、現地で慌てずに済みます。

知っておきたい!オーストラリアの薬の分類ルール(Schedule制度)

オーストラリアで風邪薬を買うとき、「なぜこの薬は棚にないの?」「なぜID提示を求められるの?」と疑問に思ったことはありませんか?

その理由は、オーストラリアには「Schedule(スケジュール)制度」という薬の分類ルールがあり、薬の種類ごとに購入方法が法律で決められているためです。

Schedule制度とは?

オーストラリアでは、すべての医薬品がTGA(Therapeutic Goods Administration/医薬品行政局)によって分類・管理されています。

薬はリスクの高さに応じてSchedule 2〜8に分類され、数字が大きくなるほど規制が厳しくなります。

風邪薬に関係するのは主にSchedule 2・3・4の3つ。それぞれ購入方法が異なるので、覚えておくと薬局で迷いません。

Schedule 2(Pharmacy Medicine)|棚から自分で取れる

薬局の棚に並んでいて、セルフで購入できるです。

レジに持っていけばそのまま買えますが、薬局(Pharmacy)でしか購入できません。スーパーでは買えないものがほとんどです。

該当する風邪薬の例:
Panadol(大容量)、Nurofen、一部の咳止め、のど飴など

Schedule 3(Pharmacist Only Medicine)|薬剤師への相談が必要

薬剤師に声をかけて、相談しないと購入できない薬です。

カウンターの奥や薬剤師の近くに置かれていることが多く、症状や持病、他に飲んでいる薬などを確認されます

英語での相談が必要ですが、簡単な症状説明で対応してもらえることがほとんどです。

該当する風邪薬の例:
Codral Day & Night、Sudafed PE、強めの咳止めなど

Schedule 4(Prescription Only Medicine)|処方箋が必要

医師の処方箋がないと購入できない薬です。

日本では市販薬として買えるものが、オーストラリアではSchedule 4に分類されているケースもあります。

該当する例:
抗生物質、強い咳止め(コデイン配合など)、一部の抗ヒスタミン薬など

ID提示が必要な薬(Project STOP)

Pseudoephedrine(プソイドエフェドリン)を含む薬はSchedule 3に分類されていますが、さらにID提示と購入記録の登録が義務付けられています

これは違法薬物の原料として転用されるのを防ぐための「Project STOP」という仕組みによるもの。

購入時にはパスポートや運転免許証などの写真付きIDが必要で、短期間に何度も購入することはできません。

分類 名称 購入方法 風邪薬の例
Schedule 2 Pharmacy Medicine
(薬局医薬品)
薬局の棚からセルフで購入可 Panadol、Nurofen、のど飴など
Schedule 3 Pharmacist Only Medicine
(薬剤師専用医薬品)
薬剤師への相談が必要 Codral、Sudafed PE、強めの咳止め
Schedule 3
+ID必要
Pseudoephedrine配合薬 薬剤師相談+ID提示+購入記録 Sudafed、Codral Original
Schedule 4 Prescription Only Medicine
(処方箋医薬品)
医師の処方箋が必要 抗生物質、コデイン配合薬など

ポイント:「棚にない=売っていない」ではありません。
欲しい薬が見当たらないときは、まず薬剤師に相談してみましょう。

市販薬で様子見OK?病院に行くべき症状の見分け方

オーストラリアで風邪をひいたとき、「市販薬で様子を見ていいのか、病院に行くべきか」の判断に迷う方は多いのではないでしょうか。

基本的に、軽い風邪症状であれば市販薬で対応できますが、以下のような症状がある場合は早めに医療機関を受診することをおすすめします。

高熱が3日以上続く

38℃以上の発熱が3日以上続く場合は要注意です。

単なる風邪ではなく、インフルエンザや肺炎、細菌感染などの可能性があります。

解熱剤を飲んでも熱がすぐにぶり返す、強い頭痛や吐き気をともなうといった場合は、自己判断で市販薬を続けず医師の診察を受けましょう。

呼吸が苦しい・咳が止まらない

息苦しさや、横になれないほどの咳が続く場合は緊急度が高いサインです。

以下の症状がある場合は、早めの受診を検討してください。

咳が2週間以上続く
・胸がゼーゼー・ヒューヒュー鳴る
・少し動いただけで息切れする
・血が混じった痰が出る
・胸の痛みがある

喘息の悪化や肺炎が隠れている可能性もあるため、呼吸がかなり苦しい場合は救急受診も検討してください。

喉の激痛・白い膿が見える

「水を飲むのもつらい」ほどの喉の痛みや、喉の奥に白い膿のようなものが見えるときは、細菌感染(扁桃炎・溶連菌など)の可能性があります。

喉の奥に白い斑点・膿がついている
・強い喉の激痛と高熱がセットで続く
・首のリンパが腫れて触ると痛い

この場合は市販薬だけでは改善しにくく、抗生物質などの処方が必要になることが多いため医療機関での診察をおすすめします。

長引く倦怠感・体調が戻らない

「熱は下がったのにだるさだけ残る」「何週間も体調が戻らない」といった長引く倦怠感も見逃さないでください。

・風邪だと思っていたのに、2週間以上だるさが続く
・階段を少し上るだけでぐったりする
・動悸・息切れ・体重減少など他の症状も出てきた

ウイルス感染後の不調だけでなく、貧血・甲状腺の病気・心臓や肺の病気などが隠れている場合もあります。

「ただの風邪の名残だろう」と決めつけず、一度医師に相談しておくと安心です。

市販薬で様子見OK 早めに受診すべき
微熱(37℃台)が1〜2日程度 38℃以上の高熱が3日以上続く
軽い咳・鼻水が数日続く 咳が2週間以上止まらない
喉のイガイガ・軽い痛み 喉の激痛・白い膿が見える
軽いだるさ(日常生活に支障なし) 2週間以上続く強い倦怠感
鼻づまり・くしゃみ 呼吸困難・胸の痛み

判断に迷ったら:「病院に行くほどではないかも…」と思っても、症状が長引く・悪化している場合は無理せず受診しましょう。

オーストラリアでの受診方法は次のセクションで解説します。

オーストラリアで風邪で病院に行くには?GPの受診と費用

前のセクションで「受診すべき症状」に当てはまった方、または「市販薬を飲んでも良くならない」という方は医療機関の受診を検討しましょう。

ただし、オーストラリアの医療システムは日本とは大きく異なります。
いきなり病院に行っても診てもらえないケースもあるため、基本的な仕組みを知っておくことが大切です。

オーストラリアでは「GP」が最初の窓口

オーストラリアで体調を崩したとき、最初に受診するのはGP(General Practitioner/一般開業医)です。

日本のように「風邪なら内科」「喉が痛いなら耳鼻科」と自分で選ぶのではなく、まずGPに診てもらい、必要に応じて専門医を紹介してもらうのがオーストラリアの基本ルールです。

風邪程度であればGPで診察・処方箋の発行まで完結することがほとんどです。

Medicare(メディケア)とBulk Billingの仕組み

オーストラリアにはMedicare(メディケア)という国民健康保険制度があり、オーストラリア市民や永住権保持者は医療費の一部または全額がカバーされます。

患者の自己負担がゼロになるBulk Billing(バルク・ビリング)という仕組みもあり、Bulk Billingに対応しているGPクリニックを選べば、Medicare加入者は無料で受診できます。

ただし、すべてのクリニックがBulk Billingに対応しているわけではなく、対応していない場合は$80〜$150程度の自己負担が発生します。

ワーホリ・留学生・観光客は要注意

Medicareに加入できないワーキングホリデー・留学生・観光客は基本的に医療費が全額自己負担となります。

留学生はOSHC(Overseas Student Health Cover)という留学生向け健康保険への加入が義務付けられているので、これでGP受診費用の一部がカバーされます。

ワーホリや観光客の場合は、出発前に海外旅行保険に加入しておくことを強くおすすめします。保険に入っていれば、キャッシュレスで受診できるクリニックもあります。

急ぎの場合はUrgent CareやAfter Hours Clinic

GPは基本的に予約制のため、当日すぐに診てもらえないこともあります。
急ぎで診察を受けたい場合は、以下の選択肢を検討してください。

Urgent Care Clinic(アージェント・ケア)
予約なしで受診できる緊急度の高い症状向けのクリニック。GPより待ち時間は長めですが当日対応が可能です。

After Hours Clinic / Medical Centre
夜間や週末にも開いているクリニック。急な発熱や症状悪化時に便利です。

Emergency(救急外来)
呼吸困難や意識障害など命に関わる緊急事態の場合のみ利用。風邪程度では長時間待たされるか受診を断られることもあります。

受診先 特徴 費用目安
GP(Bulk Billing対応) Medicare加入者は自己負担ゼロ 無料
GP(Private Billing) 自己負担あり(Medicareで一部還付) $80〜$150程度
GP(Medicare非加入者) ワーホリ・観光客など $80〜$150(全額自己負担)
Urgent Care Clinic 予約不要・当日受診可 $100〜$200程度
Emergency(救急外来) 命に関わる緊急時のみ Medicare加入者は無料/非加入者は高額

ポイント:風邪の症状であれば、まずはBulk Billing対応のGPを探すのがおすすめ

予約が取れない場合や症状が急に悪化した場合は、Urgent CareやAfter Hours Clinicを活用しましょう。

オーストラリアで日本語が通じるクリニック

オーストラリアの主要都市には、日本人医師や日本語通訳が在籍するクリニックがいくつかあります。

風邪の症状を英語で説明するのが不安な方は、日本語対応のGPクリニックを利用すると安心です。ここでは、都市別におすすめのクリニックをご紹介します。

シドニー|Town Hall Clinic(タウンホール・クリニック)

アメリカ 風邪薬

クリニック名 日本語医療サービス タウンホール・クリニック
住所 Level 4, 50 York St, Sydney NSW 2000
電話 1800-355-855(固定電話からフリーダイヤル)/ 02-9299-4661
診療時間 月〜金 9:00〜18:00
特徴 25年以上の実績、日本人通訳常勤、海外旅行保険キャッシュレス対応
公式サイト https://www.townhallclinic.com.au/

シドニー中心部、Town Hall駅・Wynyard駅から徒歩約5分の好立地。

経験豊富な日本人通訳が常勤しており、予約から診察、専門医への紹介まですべて日本語でサポートしてくれます。

シドニー|Worldciti Medical(ワールドシティ日本語医療・歯科センター)

オーストラリア 風邪薬

クリニック名 Worldciti Medical / Dental
住所 Level 1, 722 George Street, Sydney NSW 2000
電話 02-9281-0348(日本語ライン)/ 02-9281-7311
診療時間 月〜金 9:00〜18:00 / 土 9:00〜16:00(日祝休)
特徴 日本語対応可能な医師在籍、歯科・心理カウンセリングも併設
公式サイト https://www.worldcitimedical.com.au/jp

日本人スタッフが対応しており、一般診療に加え、歯科、美容医療、心理カウンセリングまで一カ所でトータルケアが受けられるのが特徴

 

メルボルン|Paramount Medical Clinic(パラマウント・メディカル・クリニック)

オーストラリア 風邪薬

クリニック名 Paramount Medical Clinic
住所 Suite 9-10, Upper Level, 108 Bourke Street, Melbourne VIC 3000
電話 03-8627-8500 / 日本語フリーダイヤル 1800-677-177
診療時間 月〜金 9:00〜17:30
特徴 日本人医師・日本人スタッフ在籍、学生・ワーホリ割引あり
公式サイト https://paramountclinic.com.au/

メルボルンCBD中心部にある日本人向けクリニック。
日本人医師が在籍し、受付もすべて日本語対応。処方される薬には日本語で服用方法が記載されているのもポイントです。

メルボルン|Doctor Aiko(ドクター愛子)

オーストラリア 風邪薬

クリニック名 Doctor Aiko @ Healthcare On Collins
住所 M15/3 Southgate Ave, Southbank VIC 3006
電話 03-9690-1433
診療時間 要予約(メール予約可)
特徴 25年以上の経験を持つ日本人女性GP、オンライン診療対応
公式サイト https://www.doctoraiko.com.au/

オーストラリアで25年以上GPとして活躍する日本人女性医師が直接診察
女性特有の症状やメンタルヘルスの相談もしやすいクリニックです。

ブリスベン|Sakura Family Clinic(さくらファミリークリニック)

クリニック名 Sakura Family Clinic
住所 Level 4, 141 Queen St, Brisbane QLD 4000
電話 07-3003-0100
診療時間 月〜金 7:00〜18:00 / 土 9:00〜12:00
特徴 日本人医師在籍、LINE予約可、海外旅行保険・OSHCキャッシュレス対応
公式サイト https://www.sakuraclinic.com.au/

日本人の吉田まゆみ医師が在籍するブリスベンで人気のクリニック。
LINEからの予約・相談も可能で、受付スタッフも日本人なので安心です。

ゴールドコースト|日本語医療センター

クリニック名 日本語医療センター ゴールドコースト
住所 Shop B002, Australia Fair Shopping Centre, 40 Marine Parade, Southport QLD 4215
電話 07-5526-3532(完全予約制)
診療時間 要確認(完全予約制)
特徴 20年以上の実績、日本人スタッフ常勤、10km圏内無料送迎あり(保険加入者)
公式サイト https://www.nihongoiryo.com.au/

1997年開業のゴールドコースト初の日本人向けクリニック。
ショッピングセンター内にあり、海外旅行保険利用者には無料送迎サービスも提供しています。

※診療時間や対応内容は変更される場合があります。受診前に必ず各クリニックへ直接ご確認ください。

日本語で相談したいなら|御用聞きドクターのオンライン診療

オーストラリアで風邪をひいたとき、「近くに日本語対応のクリニックがない」「予約が取れない」「英語での受診が不安」という方も多いのではないでしょうか。

そんなときに活用できるのが、日本語で医師に相談できるオンライン診療サービス御用聞きドクター」です。

市販薬で改善しないときに日本語で相談できる

オーストラリアの風邪薬を試しても「症状が改善しない、むしろ悪化してきた」という場合でも日本語で医師に症状を説明することができます。

英語で症状を説明するストレスがない
・症状の経過を日本語で正確に伝えられる
・「受診すべきか迷う」段階でも気軽に相談できる

風邪・咳・扁桃炎など幅広い症状に対応

御用聞きドクターでは、風邪・咳・のどの痛みだけでなく、扁桃炎・副鼻腔炎・気管支炎など幅広い症状の相談が可能です。

・喉が腫れて痛い、膿が見える
・咳が止まらない、息苦しい
・熱が続く、寒気が治らない

「現地の病院に行くべきか迷っている」という段階でも相談できるので、判断に困ったときの選択肢として活用できます。

必要に応じて日本の処方薬を海外へ配送

診察の結果、医師が必要と判断した場合には日本の処方薬をオーストラリアの自宅まで配送してもらうことも可能です。

・抗生物質(扁桃炎・副鼻腔炎など)
・咳止め・気管支拡張薬
・解熱鎮痛薬

オーストラリアで手に入りにくい日本の薬を海外にいながら受け取れるのは大きな安心材料です。

体調不良でも外出不要、スマホで完結

オーストラリアのGPは予約が取りにくかったり、待ち時間が長かったりすることもありますが、御用聞きドクターなら外出不要・スマホひとつで診療が完結します。

日本語でチャット・ビデオ診察が可能
・体調が悪いときでもベッドから相談できる
24時間診察予約受付

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まとめ|オーストラリアで風邪をひいても慌てないために

オーストラリアの風邪薬は種類が多く日本とはルールも異なるため戸惑うことも多いですが、ポイントを押さえておけば現地でも適切に対処できます。

この記事のポイント

1. オーストラリアの風邪薬は「症状別」に選ぶ
日本のような総合感冒薬は少なく、熱・咳・鼻など症状ごとに薬を選ぶのが基本です。
パッケージの「Active Ingredients(有効成分)」を確認しましょう。

2. 薬の買い方にはルールがある
棚から自由に取れる薬(Schedule 2)と薬剤師への相談が必要な薬(Schedule 3)があります。
欲しい薬が棚にない場合は薬剤師に声をかけてみてください。

3. 迷ったら薬剤師に相談
オーストラリアの薬剤師は、症状を伝えれば適切な薬を提案してくれます
簡単な英語でも対応してもらえるので、遠慮せずに相談しましょう。

4. 市販薬で治らないときは早めに受診
高熱が3日以上続く、呼吸が苦しい、喉に膿が見えるなどの症状がある場合はGPを受診することをおすすめします。

5. 日本語で相談できる選択肢もある
英語での受診が不安な方は、日本語対応のクリニックや御用聞きドクターのオンライン診療を活用することで安心して相談できます。

症状 おすすめの薬
発熱・頭痛 Panadol / Nurofen
喉の痛み Strepsils / Difflam / Betadine
乾いた咳 Robitussin Dry Cough / Duro-Tuss Dry
痰が絡む咳 Robitussin Chesty / Duro-Tuss Chesty
鼻づまり Sudafed PE / Sudafed(ID必要)
鼻水・くしゃみ Telfast / Zyrtec / Claratyne
複数の症状 Codral Day & Night / Lemsip

オーストラリアで風邪をひいても正しい知識と準備があれば慌てる必要はありません。

市販薬で対応できるケースも多いですが、症状が長引いたり悪化したりした場合は無理せず医師に相談してください。
日本語で相談できる御用聞きドクターなら、英語が不安な方でも安心して相談できます。

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