2026/02/18

カナダの医療費はいくら?医療制度・病院のかかり方・日本人が知るべき注意点を徹底解説

カナダの医療費はいくら?医療制度・病院のかかり方・日本人が知るべき注意点を徹底解説

カナダに留学・駐在・ワーホリで渡航する日本人にとって、現地の医療事情は大きな不安のひとつです。

「カナダは医療費が無料って聞いたけど、日本人も対象なの?」

「風邪で病院に行ったらいくらかかるの?」

「ファミリードクター制度って何?」

こうした疑問を持つ方は少なくありません。

実はカナダの医療制度は、国民は基本無料でも、日本人を含む外国人には適用されないケースが多いのが実情です。

さらに、処方薬はカナダ国民であっても自己負担という日本との大きな違いがあります。

保険未加入の状態で受診すれば、風邪の診察1回で1万円以上、盲腸の手術で80万円以上かかることも珍しくありません。

※本記事は医師の確認・監修のもと作成しています

医師監修 麻植医師

おうえケアとわクリニック 麻植 医師

カナダでは「病院に行けばなんとかなる」が通用しない場面があります。

ファミリードクターの予約が数週間先、ウォークインクリニックは数時間待ち、そして処方薬は自己負担。日本の医療に慣れた方にとっては想像以上にハードルが高い制度です。

事前に仕組みを理解し、複数の選択肢を持っておくことが重要です。

この記事では、カナダの医療制度の仕組みから具体的な医療費の金額、病院のかかり方、保険の種類、そして医療費を抑えるための実践的な方法まで、日本人が知っておくべき情報を網羅的に解説します。

なお、日本で飲んでいた処方薬をカナダでも継続したい方や、現地の高額な医療費を避けたい方には、日本人医師がLINEで診療し日本の処方薬を海外へ配送する御用聞きドクターというオンライン診療サービスもあります。

記事の後半で詳しくご紹介します。

カナダの医療費が不安なあなたへ

「現地の診察料が高すぎて病院に行けない」
「日本で飲んでいた薬を海外でも続けたい」

御用聞きドクターでは、日本人医師が日本語で診療し、日本の処方薬を海外のご自宅へ配送します。

現地で処方を受けるより安く済むケースも多いです。
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カナダの医療制度「メディケア」とは?日本との違い

病院の廊下

カナダの医療制度は「メディケア(Medicare)」と呼ばれる国民皆保険制度です。

一見すると日本と同じように見えますが、日本人にとって重要な違いがいくつかあります。

ここでは制度の基本と、日本人が特に注意すべきポイントを解説します。

メディケアの仕組み|国民は無料、でも日本人は対象外?

カナダのメディケアは、税財源で運営される公的医療保険です。

カナダ国民・永住者は診察料や入院費を自己負担なしで受けられます。

しかし、この制度は各州が独自に運営しており、加入条件は州によって異なります。

特に日本人に関係する重要なポイントは以下のとおりです。

  • 短期留学生・旅行者:ほとんどの州でメディケアに加入できない
  • ワーキングホリデー:州によって加入可否が分かれる(BC州のMSPは6ヶ月以上滞在が条件)
  • 就労ビザ保持者・永住者:申請可能だが、加入まで最大3ヶ月の待機期間があり、その間は無保険状態

つまり、多くの日本人はカナダに到着した時点ではメディケアの恩恵を受けられないのが現実です。

日本の健康保険との違い|自己負担・カバー範囲を比較

項目 日本 カナダ
保険制度 国民健康保険(全国統一) メディケア(州ごとに運営)
自己負担率 3割(3歳〜69歳) 加入者は原則0円
処方薬 保険適用(3割負担) 全額自己負担(入院中を除く)
歯科治療 保険適用(3割負担) 全額自己負担
眼科・視力検査 保険適用 原則自己負担(例外あり)
受診方法 自由に専門科を選べる まずファミリードクターを受診→紹介制
妊娠・出産 保険適用外 メディケアでカバー
救急車 無料 有料(約4万円〜)

日本で暮らしていると「保険証を見せれば3割負担で済む」のが当たり前ですが、カナダでは診察は無料でも薬は自腹、しかも専門医にかかるには紹介状が必要で数週間〜数ヶ月待ちという現実があります。

メディケアでカバーされないもの|処方薬・歯科・眼科は自費

メディケアに加入していても、以下の費用は全額自己負担です。

  • 処方薬代(入院中を除く)——風邪薬から慢性疾患の薬まですべて実費
  • 歯科治療——虫歯の治療1本で数万円かかることも
  • 眼科・視力検査——メガネやコンタクトの処方箋取得も有料
  • リハビリ・理学療法
  • 救急車の利用料
  • カウンセリング(医師以外によるもの)

特に処方薬が自己負担という点は、日本の感覚とは大きく異なります。

日本で飲んでいた血圧の薬、ピル、睡眠薬などを現地で処方してもらうと、診察の待ち時間に加えて薬代も全額負担になります。

これが後述する「日本から処方薬を取り寄せる」選択肢が支持される理由のひとつです。

カナダの医療費は実際いくらかかる?項目別の費用一覧

医療費の計算イメージ

「カナダの医療費は高い」とよく言われますが、実際にいくらかかるのでしょうか。

ここでは保険未加入(または適用外)の場合の具体的な金額を、日本と比較しながらまとめます。

風邪・初診で約1万円|診察料の目安

カナダで保険なしでウォークインクリニックを受診した場合、1回の診察料は約CAD $100〜$200(約11,000〜22,000円)が相場です。

風邪程度の症状でも、診察料だけで1万円を超えるケースは珍しくありません。

さらに薬が処方された場合は薬代が別途かかり、風邪の通院1回で合計CAD $150〜$300(約16,500〜33,000円)になることもあります。

救急車は約4万円|日本の「無料」との大きな差

日本では救急車は無料で利用できますが、カナダでは救急車の利用だけで約CAD $385〜$500(約42,000〜55,000円)の費用が発生します。

州によって金額は異なりますが、BC州では非居住者はCAD $530程度、オンタリオ州ではCAD $240〜$385程度です。

これに加えて、救急外来(ER)での診察・検査・治療費が別途請求されるため、救急を利用するだけで10万円以上になるケースも珍しくありません。

入院・手術は数十万〜数百万円|盲腸手術で約80万円

入院が必要になった場合、費用は急激に跳ね上がります。

保険未加入で入院した場合の目安は以下のとおりです。

項目 カナダ(保険なし) 日本(10割負担の場合)
初診・外来診察 CAD $100〜200(約11,000〜22,000円) 約5,000〜10,000円
救急車 CAD $385〜530(約42,000〜58,000円) 無料
ER(救急外来)受診 CAD $400〜1,200(約44,000〜132,000円) 約15,000〜30,000円
入院(個室・1日あたり) CAD $2,700〜(約297,000円〜) 約30,000〜80,000円
ICU入院(1日あたり) CAD $7,200〜(約789,000円〜) 約100,000〜200,000円
虫垂炎(盲腸)手術・2日入院 CAD $7,400〜(約812,000円〜) 約200,000〜400,000円
骨折治療 CAD $720〜(約79,000円〜) 約20,000〜50,000円

※1 CAD = 約110円で換算(2026年2月時点の目安)。金額は医療機関や症状により大きく異なります。

日本の医療費と比較すると、カナダの医療費は日本の約2.5〜10倍になるケースもあることがわかります。

特に入院・手術が絡むと数百万円規模の請求になるリスクがあるため、保険への加入は必須と言えます。

処方薬の費用|メディケア加入者でも自己負担

カナダの医療制度で日本人が最も驚くポイントのひとつが、処方薬が全額自己負担であることです。

これはメディケアに加入していても同じです(入院中の薬を除く)。

処方薬の費用は薬の種類によって大きく異なりますが、一般的な目安は以下のとおりです。

薬の種類 カナダでの費用目安(月額) 備考
抗生物質(1回の処方) CAD $15〜40(約1,650〜4,400円) 風邪・感染症で処方
低用量ピル(1ヶ月分) CAD $13〜25(約1,430〜2,750円) BC州はMSP加入者無料
血圧の薬(1ヶ月分) CAD $20〜60(約2,200〜6,600円) ジェネリックの場合
抗うつ薬(1ヶ月分) CAD $30〜80(約3,300〜8,800円) 薬の種類による
睡眠薬(1ヶ月分) CAD $25〜70(約2,750〜7,700円) 薬の種類による

※上記に加え、カナダの薬局では1処方あたりCAD $10〜15程度の「調剤手数料(Dispensing Fee)」が別途かかります。

さらに、これらの処方薬を手に入れるにはまず医師の診察を受けて処方箋をもらう必要があります。

ファミリードクターの予約が取れない場合はウォークインクリニックで数時間待つ必要があり、診察料+薬代+調剤手数料をすべて合わせると、1回の受診で数千円〜1万円以上のコストがかかります。

こうした背景から、日本で飲んでいた処方薬を日本のオンライン診療で処方してもらい、海外に配送するサービスを利用する日本人が増えています。

カナダで病院にかかる方法|受診の流れと注意点

クリニックの待合室

カナダの医療システムは日本とまったく異なります。

「内科」「皮膚科」など好きな科を自分で選んで受診する日本式は通用しません。

ここではカナダで病院にかかる際の具体的な流れを解説します。

ファミリードクター制度|予約が1〜2週間先は当たり前

カナダでは、体調が悪くなったらまずファミリードクター(家庭医・かかりつけ医)に相談するのが基本です。

風邪でも腹痛でも肌荒れでも、最初はすべてファミリードクターが窓口になります。

ファミリードクターの特徴は以下のとおりです。

  • 完全予約制で、予約は1〜2週間先になることが多い
  • 専門医(皮膚科・婦人科など)を受診するにはファミリードクターの紹介状が必須
  • 医師不足が深刻で、新規の患者を受け付けていないクリニックが多数
  • 留学生やワーホリなど一時滞在者は登録を断られることも

日本のように「今日調子が悪いから今日病院に行く」という感覚は、カナダでは基本的に通用しません。

ウォークインクリニック|予約不要だが2〜3時間待ちも

ファミリードクターを持たない人や、すぐに診察を受けたい場合はウォークインクリニック(Walk-in Clinic)を利用します。

日本の「予約なしで行ける町のクリニック」に近いイメージですが、実態はかなり異なります。

  • 予約不要で受付順に診察
  • 待ち時間は2〜3時間が一般的、混雑時は5時間以上になることも
  • 設備は簡易的で、レントゲンや血液検査の機器がないクリニックも多い
  • 保険未加入の場合、1回の診察でCAD $80〜200(約8,800〜22,000円)

コツ:朝の開院30分前にクリニックに着くと、比較的早く診てもらえます。また、Medimapというサイトで近くのウォークインクリニックの待ち時間をリアルタイムで確認できます。

救急外来(ER)|軽症だと5時間以上待つことも

骨折や激しい腹痛など緊急性の高い症状の場合は、総合病院の救急外来(Emergency Room / ER)を受診します。

カナダのERではトリアージ制度(症状の重症度で優先順位を判断する仕組み)が採用されており、生命に関わるケースが優先されます。

そのため、軽症の場合は5時間以上、場合によっては10時間以上待たされることもあります。

保険未加入でERを受診すると、診察・検査・治療を含めてCAD $400〜1,200(約44,000〜132,000円)以上の費用が発生します。

オンライン診療の活用|Mapleなどのサービス紹介

近年、カナダではウォークインクリニックの混雑やアクセスの不便さを補う形で、オンライン診療サービスが普及しています。

  • Maple:24時間365日対応。guard.meなどの留学生保険と提携。スマホから受診可能
  • Teladoc:州保険加入者は無料の場合も。ビデオ通話で診察
  • Felix:ピルやED薬など特定の処方に特化したオンラインサービス

ただし、これらのサービスは基本的に英語での対応です。「英語で症状を正確に伝えるのが不安」「デリケートな相談を日本語でしたい」という方は、日本語対応のオンライン診療という選択肢もあります。


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日本人がカナダで使える医療保険の種類

保険書類のイメージ

カナダで安心して医療を受けるために、自分が使える保険を事前に把握しておくことが重要です。

ビザの種類や滞在期間によって選択肢が異なります。

州の公的保険(MSP・OHIP等)|加入条件は州ごとに異なる

カナダの各州が運営する公的医療保険は、州によって名称や加入条件が異なります。

代表的なものは以下のとおりです。

保険名 留学生・ワーホリの加入 待機期間
BC州 MSP 6ヶ月以上の滞在で加入可能 最大3ヶ月
オンタリオ州 OHIP 就労ビザ保持者のみ(ワーホリ不可) 3ヶ月
アルバータ州 AHCIP 就労ビザ保持者のみ 3ヶ月
ケベック州 RAMQ 条件あり(要確認) 最大3ヶ月

重要なのは、加入できたとしても「待機期間」がある点です。

申請から保険が有効になるまで最大3ヶ月かかるため、その間は無保険状態になります。

到着直後に体調を崩した場合、全額自己負担で高額な請求を受けるリスクがあります。

民間の海外旅行保険・留学保険|渡航前に加入必須

州の公的保険に加入できない期間や、そもそも加入資格がないケースに備えて、渡航前に民間の海外旅行保険・留学保険に加入しておくことが必須です。

カナダの学校によっては入学条件として保険加入を義務付けているところもあります。

主な選択肢は以下のとおりです。

  • 日本の海外旅行保険(損保ジャパン、東京海上日動、AIG等)——補償が手厚く、キャッシュレス対応の病院もある
  • カナダ現地の留学生保険(guard.me、Travel Underwriters等)——保険料が安め。Mapleなどのオンライン診療と提携
  • 大学が斡旋する保険(UHIP等)——大学に通う留学生向け。加入が義務化されている場合が多い

クレジットカード付帯保険|90日までの短期滞在向け

クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、90日(約3ヶ月)以内の滞在であれば利用できるケースがあります。

ただし、補償額は一般的に最低限で、治療費の上限が200〜300万円程度のカードが多いです。

カナダで入院・手術になった場合は数百万円の請求になりうるため、カード付帯保険だけでは不十分なケースもあります。

短期滞在であっても、できれば別途保険への加入を検討しましょう。

雇用主提供の民間保険(駐在員向け)

日本企業からカナダに駐在する場合、多くの場合は会社が民間の医療保険を提供してくれます。

この保険はメディケアでカバーされない処方薬・歯科・眼科なども含むことが多く、最も手厚い補償が受けられるケースが一般的です。

ただし、保険の補償内容は会社によって異なるため、赴任前に以下を確認しておきましょう。

  • 処方薬はカバーされるか
  • 歯科・眼科はカバーされるか
  • 家族(配偶者・子ども)も対象か
  • 日本語対応の医療通訳費用はカバーされるか

カナダの医療費を抑える5つの方法

カナダの医療費は高額ですが、事前に知っておけば賢く節約できる方法があります。

ここでは日本人に特におすすめの5つの対策をご紹介します。

①市販薬を上手に活用する

風邪や頭痛、軽い胃腸の不調など、軽症であればまず市販薬で対処するのがカナダの一般的なスタイルです。

ウォークインクリニックに行っても「市販薬を飲んで休んでください」と言われるケースがほとんどです。

カナダの主要なドラッグストア(Shoppers Drug Mart、London Drugs、Rexall、Walmart等)では、日本の薬と同成分の市販薬が多数販売されています。

②薬剤師に直接相談する(一部州で処方も可能)

2023年以降、BC州やオンタリオ州などでは薬剤師が一定の症状に対して直接処方を行えるようになりました

頭痛、生理痛、軽い風邪、尿路感染症などが対象です。

医師の予約を取らずに薬局で直接相談・処方してもらえるため、時間とコストの大幅な節約になります。

③オンライン診療を活用する

先述のMapleやTeladocなどのオンライン診療は、ウォークインクリニックでの長い待ち時間を避けられる有力な選択肢です。

州保険加入者であれば無料で利用できるサービスもあります。

④日本から処方薬を持ち込む(90日分ルール)

カナダには処方薬・市販薬ともに90日分まで持ち込みが可能です。

日本で使い慣れた薬を持参することで、渡航直後の不安を大幅に軽減できます。

持ち込みの際のポイントは以下のとおりです。

  • パッケージのまま持ち込む(バラさない)
  • 処方薬は英文の処方箋・診断書を事前に用意
  • コデイン等の一部成分を含む薬は税関で申告が必要
  • 3ヶ月以上の長期滞在者は、3ヶ月ごとに90日分を郵送で追加持ち込み可能

⑤日本のオンライン診療で処方薬を取り寄せる

90日分の薬を使い切った後や、日本で飲んでいた薬をカナダでも継続したい場合、日本のオンライン診療を利用して処方薬を海外に配送してもらうという方法があります。

カナダ現地で処方を受ける場合は「ウォークインで数時間待ち+診察料+薬代+調剤手数料」がかかりますが、日本のオンライン診療であれば自宅から日本語で受診でき、使い慣れた日本の薬がそのまま届きます。

日本の薬を海外でも。御用聞きドクターという日本語オンライン診療

オンライン診療のイメージ

カナダの医療費が高額であること、処方薬が自己負担であること、英語での受診に不安があること

こうした課題を感じている日本人に注目されているのが、御用聞きドクターというサービスです。

御用聞きドクターは、LINEを通じて日本人医師の診察を受けられる、海外居住者専用のオンライン診療サービスです。

カナダを含む世界中どこからでも利用でき、日本の処方薬を海外のご自宅へ配送してもらえます。

カナダ在住の日本人にとって、以下のようなメリットがあります。

  • 日本で使っていた薬をそのまま継続できる—血圧薬、ピル、睡眠薬、精神薬など幅広く対応
  • 現地の医療費より安く済むケースがある—診察料7,000円/回+薬代実費+送料で完結
  • 日本人医師が日本語で診療—英語での症状説明が不要。デリケートな相談も安心
  • 日本の処方薬を海外の自宅へ配送—LINEで完結、24時間予約受付

特に、カナダで処方薬を継続するために「ウォークインで3時間待ち→英語で症状説明→高額な薬代を自己負担」というプロセスに疲弊している方にとって、日本語で完結できる御用聞きドクターは現実的な解決策のひとつです。

日本の薬をカナダでも続けたい方へ

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御用聞きドクターでは、日本人医師が日本語で診療し、日本の処方薬を海外のご自宅へ配送します。

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※診療費7,000円/回+薬代実費+送料5,500円〜

カナダで日本語対応のクリニック一覧【都市別】

カナダ主要都市には、日本語で診察を受けられるクリニックがあります。緊急時に備えて、お住まいの地域の日本語対応医療機関を事前に把握しておきましょう。

※以下の情報は2026年2月時点のものです。診療状況・受付時間は変更される場合がありますので、受診前に必ず各クリニックへ直接ご確認ください。

バンクーバー①|シティスクエアメディカル(TransMed提携)

シティスクエアメディカル 内観1

クリニック情報
クリニック名 シティスクエアメディカル
City Square Medical
住所 307-550 West Broadway, Vancouver, BC V5Z 0E9
日本語予約 604-339-6777(TransMed)
アクセス Broadway-City Hall駅から徒歩1分
診療時間 月〜金 10:00〜17:00
担当医師 王 心咏 先生(Dr. Xin Yong Wang) 総合診療、産科、美容医療
日本語対応 日本人医療通訳者が常駐。予約・受付・診察・薬の受け取りまで全て日本語で対応可能
保険対応 海外旅行保険のキャッシュレス対応可。MSP加入者も受診可能
公式サイト https://transmedcanada.com/area/vancouver/

TransMed(トランスメッド)が提携するバンクーバーの中心的な日本語対応クリニックです。

日本人医療通訳者が受付から診察、処方箋の説明、薬の受け取りまで全面的にサポートしてくれます。

海外旅行保険によるキャッシュレス対応も可能なため、バンクーバーの日本人に最も利用されているクリニックのひとつです。

女性医師が多く勤務しており、婦人科系の相談もしやすい環境です。

補足:TransMedは通訳サービス会社であり、緊急時にはER(救急外来)への同行サービスも提供しています。夜間・休日の急な体調不良でも、まずTransMedに電話すれば24時間対応でサポートを受けられます。

バンクーバー②|ベテルメッドクリニック(オンライン診療)

カナダ医療費

クリニック情報
クリニック名 ベテルメッドクリニック
Bethelmed Clinic
対応エリア BC州全域(オンライン・電話診療のため、バンクーバー以外もOK)
診療形態 オンライン(ビデオ)・電話診療
担当医師 杉本主愛(すぎもと もあ)医師——日本(横浜市立大学医学部卒)とBC州の両方で医師免許を保有
対応診療科 一般内科全般、処方箋発行、専門医紹介、血液検査・X線等の検査手配
費用 MSP加入者は無料。MSP未加入者は自費。無断キャンセルはCAD $40
連絡先 TEL: 778-807-3224 / Email: info@bethelmed.ca
予約方法 公式サイトからmyhealthaccess.caにアクセスして登録後、日時を選択。オンライン予約は受診24時間前まで
公式サイト https://bethelmed.ca/

日本とBC州の両方で医師免許を持つ杉本主愛医師が、オンラインで日本語診療を行うクリニックです。

MSP加入者は無料で受診可能で、バンクーバーだけでなくオカナガンやBC州の地方都市にお住まいの方にも対応しています。

処方箋の発行、専門医への紹介、血液検査やX線検査の手配も可能です。

対面ではないためワクチン接種やパップテスト(子宮頸がん検査)は対応できませんが、湿疹などの皮膚症状は写真を送ることで診断・皮膚科への紹介も可能です。

「ファミリードクターが英語しか話せず相談しにくい」という方も、杉本医師を通じて日本語でファミリードクターに病状を伝えてもらうこともできます。

注意:1回の受診で相談できるのは1つの症状についてのみ(MSP請求の制限)。複数の症状がある場合は別途予約が必要です。
また、ファミリードクターをすでにお持ちの方、英語を母語とする方は受診をご遠慮ください(日本語話者向けのサービスです)。

バンクーバー③|Dr. Peter Le Voiクリニック

カナダ 医療費

クリニック情報
クリニック名 Dr. Peter Le Voiクリニック
エリア バンクーバー
担当医師 Dr. Peter Le Voi——イギリス出身。鳥取県で2年間ALTとして勤務経験あり。日本語堪能なカナダ人医師
日本語対応 Dr. Peter Le Voi自身が日本語で診察。複雑な症状には看護師経験のある通訳者が同席
対応診療科 一般内科全般、メンタルヘルス相談、怪我・発疹など幅広く対応(コンタクト処方・救急を除く)
予約方法 公式サイトから予約:https://drpeterlevoi.com
Instagram @petersensei_van(よくある症状のアドバイスや豆知識を発信中)

鳥取県でALT(英語指導助手)として2年間働いた経験を持つイギリス出身のカナダ人医師Dr. Peter Le Voiが、2023年に開業したクリニックです。

医師自身が日本語で直接コミュニケーションを取れるため、通訳を介さずに安心して相談できます。

メンタルヘルスの相談にも対応しており、海外生活のストレスや不安を日本語で相談できる貴重な存在です。

バンクーバーは人口に対して医師が不足しており、ファミリードクターの登録に数年かかるケースもあるなか、日本語で気軽に受診できるクリニックとして留学生やワーホリの方にも人気があります。

トロント①|Enhanced Care Clinic(日本人医師在籍)

カナダ 医療費

クリニック情報
クリニック名 Enhanced Care Clinic
住所 3857 Lakeshore Blvd. West, Toronto, ON
電話 416-259-8441
担当医師 Dr. Katsuta(日本人医師)
ポイント 在カナダ日本国大使館の医療機関リストに掲載。トロントで日本人医師が在籍する貴重なクリニック

トロントで日本人医師が在籍する数少ないクリニックです。在カナダ日本国大使館が公式に紹介しているため信頼度が高く、トロント在住の日本人にとって心強い存在です。

トロント②|RAZI Pharmacy & Clinic(TransMed提携)

RAZI Pharmacy & Clinic 外観

クリニック情報
クリニック名 RAZI Pharmacy & Clinic
TransMed提携
住所 212 Eglinton Ave E, Toronto, ON M4P 0A3
日本語予約 416-820-5448(TransMed)
診療時間 月〜金 10:00〜17:00
担当医師 ジェームス・チョイ先生(Dr. James Choi) トロント大学医学部卒。25年以上の日本人患者の診療経験
日本語対応 日本語医療通訳コーディネーターが常駐。受付→診察→薬の受け取りまで全て日本語対応
緊急対応 営業時間内であればER(救急外来)への同行サービスあり
保険対応 海外旅行保険のキャッシュレス対応可。加入保険によっては通訳サービスも保険適用
LINE予約 TransMed LINE公式アカウント
公式サイト https://transmedcanada.com/area/toronto/

バンクーバーのシティスクエアメディカルと同じTransMedが運営するトロント拠点です。

担当のDr. James Choiはトロント大学医学部を卒業後、25年以上にわたり日本人患者の診療に携わってきたベテラン医師です。

日本語医療通訳コーディネーターが予約・受付・診察の通訳・薬の説明まで一貫してサポートしてくれます。

血液検査やX線検査が必要になった場合も、検査機関への予約・同行・通訳をしてもらえるため、英語に不安がある方でも安心して受診できます

トロント③|その他の日本語対応医療機関

施設名 住所 特徴
Hsuen Medicine Professional Corporation 67 Churchill Avenue, Toronto, ON 小児科医だが全科対応。看護師の夫人が日本人で日本語対応可。予約制(TEL: 416-222-7358)
Yamashiro Clinic(小児科) 9651 Yonge Street, Richmond Hill, ON Dr. Yamashiroが日本語対応。予約制・受付は英語。ファミリードクターの紹介状が必要(TEL: 905-780-8823)
Japanese Social Services(JSS) 6 Garamond Court, Don Mills, ON 医療機関ではないが、日本語でのカウンセリング・メンタルヘルス相談・医療機関の紹介を行う非営利団体(TEL: 416-385-9200)

カルガリー|日本語クリニックはないが通訳サービスあり

カルガリーには現時点で日本語対応の専門クリニックは確認されていません。

ただし、アルバータヘルスサービスが無料の電話通訳サービスを提供しており、以下の主要病院で利用可能です。

病院名 住所 特徴
Foothills Medical Centre 1403 29 Street NW, Calgary, AB アルバータ州最大の総合病院。癌センター・婦人科など専門施設併設(TEL: 403-944-1110)
Peter Lougheed Centre 3500 26 Avenue NE, Calgary, AB 総合病院、救急対応可(TEL: 403-943-4555)
Rockyview General Hospital 7007 14 Street SW, Calgary, AB 総合病院、救急対応可(TEL: 403-943-3000)
Sheldon M. Chumir Health Centre 1213 4 Street SW, Calgary, AB 予約不要のウォークインクリニック(TEL: 403-955-6200)

通訳サービスの利用方法:アルバータヘルスサービスの通訳予約窓口(TEL: 403-955-1190)に24時間前までに電話予約。日本語の電話通訳または通訳者の来院に対応しています。

モントリオール|日本語対応は非常に限られる

モントリオールでは日本語対応の一般クリニックは非常に少ないのが現状です。

在カナダ日本国大使館のリストには歯科クリニック(Clinique Dentaire Tran、780 St-Joseph Est #1, Montreal, QC)が掲載されていますが、一般内科で日本語対応の診療を受けるのは困難です。

モントリオールにお住まいの方は、以下の選択肢を検討してください。

  • McGill University Health Centre(MUHC)などの大規模病院の通訳サービスを利用
  • BC州のベテルメッドクリニックのような他州のオンライン診療(ただし州をまたぐ場合は保険適用に注意)
  • 御用聞きドクターで日本人医師にオンライン相談

日本語クリニック一覧まとめ

都市 日本語対応クリニック 対応方法
バンクーバー シティスクエアメディカル / ベテルメッドクリニック / Dr. Peter Le Voi 通訳常駐 / オンライン日本人医師 / 日本語対応カナダ人医師
トロント Enhanced Care Clinic / RAZI Pharmacy & Clinic / Hsuen Medicine / Yamashiro Clinic 日本人医師 / 通訳サービス / 日本語対応スタッフ
カルガリー 日本語専門クリニックなし アルバータヘルスの電話通訳サービス(要事前予約)
モントリオール 歯科のみ(Clinique Dentaire Tran) 一般内科の日本語対応は困難
全都市対応 御用聞きドクター(オンライン) 日本人医師がLINEで日本語診療+日本の処方薬を海外配送

カルガリーやモントリオールなど日本語対応クリニックがない都市にお住まいの方にとって、場所を問わず日本語で相談できる御用聞きドクターは特に有力な選択肢です。

※クリニック情報は在カナダ日本国大使館の医療機関リスト、TransMed公式サイト、各クリニック公式サイト、Twinsカナダ留学の記事を参照しています。最新の診療状況は各クリニックへ直接ご確認ください。

まとめ|カナダの医療制度を理解して、安心な海外生活を

最後に、この記事のポイントをまとめます。

項目 ポイント
メディケア 国民は無料だが、日本人は加入条件・待機期間に注意
カバー外の費用 処方薬・歯科・眼科・救急車は全額自己負担
医療費の目安 外来1回で約1〜2万円、盲腸手術で約80万円
受診の流れ ファミリードクター→紹介→専門医。ウォークインは数時間待ち
保険の種類 州保険(MSP/OHIP)+民間保険の二重加入が理想
費用を抑える方法 市販薬活用、薬剤師処方、オンライン診療、日本からの薬持ち込み

カナダの医療制度は、基本的な診察は無料でも処方薬・歯科・救急車などは全額自己負担というのが実態です。

さらに、ファミリードクターの予約が取りにくい、ウォークインでの長時間待ち、英語での受診というハードルが加わります。

事前に保険に加入し、日本から常備薬を持参し、現地の日本語対応クリニックの情報を把握しておくことで、万が一の事態にも落ち着いて対応できるようになります。

そして、日本の処方薬を海外でも継続したい方、英語での受診に不安がある方は、御用聞きドクターのようなオンライン診療サービスも選択肢に入れておくと安心です。

カナダの医療費・処方薬でお悩みの方へ

「現地の診察料が高すぎて病院に行けない」
「日本で飲んでいた薬をカナダでも続けたい」
「英語での症状説明が不安」

御用聞きドクターでは、日本人医師が日本語で診療し、日本の処方薬を海外のご自宅へ配送します。
御用聞きドクター 日本語オンライン診療

【日本語オンライン診療】
御用聞きドクターとは?

  • 日本人医師が日本語で診療
  • 日本で使っていた薬を継続処方
  • 日本の処方薬を海外へ配送


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※診療費7,000円/回+薬代実費+送料5,500円〜