日本の処方薬を海外へお届け!
2026/03/17

カナダの薬局完全ガイド|Shoppers・London Drugs・Rexall等の使い方を日本人向けに解説

カナダの薬局完全ガイド|Shoppers・London Drugs・Rexall等の使い方を日本人向けに解説

カナダの薬局は日本のドラッグストアと似ているようで、実はかなり違います。「処方箋なしで買える薬がどれかわからない」「薬剤師に英語で相談するのが不安」「そもそもどのチェーンに行けばいい?」という声はカナダ在住の日本人に非常に多くあります。

また、保険(MSP・OHIP・民間保険)との組み合わせ方や、処方薬をもらう流れも日本とは異なります。カナダにはShoppers Drug Mart・London Drugs・Rexall・Jean Coutuなど複数の大手薬局チェーンがあり、それぞれに特徴があります。

この記事では、カナダの主要薬局チェーンの特徴・使い方・日本との違いを徹底解説します。また、カナダで日本の処方薬を続けたい方向けに、日本語オンライン診療サービス「御用聞きドクター」についても自然な形でご紹介します。

カナダの薬局の基本的な仕組み|日本との違い

カナダ 薬局 内部

カナダの薬局は日本と似た構造を持ちますが、いくつかの重要な違いがあります。事前に理解しておくとスムーズに利用できます。

OTC薬(市販薬)と処方薬の違い

カナダの薬局でも、処方箋不要のOTC薬(Over-the-Counter)と、医師の処方箋が必要な処方薬(Rx)は明確に分かれています。OTC薬はシェルフに並んでおり誰でも購入できますが、処方薬はカウンター(Pharmacy)で薬剤師に処方箋を提示する必要があります。

薬剤師への無料相談が可能

カナダのどの薬局チェーンでも、薬剤師(Pharmacist)に無料で相談できます。ただし相談は英語・フランス語が基本。症状を正確に伝えるのが難しい場合、適切な薬を選んでもらえないリスクがあります。

健康保険との連携

BC州のMSP、ON州のOHIPなどの州の公的医療保険でカバーされる処方薬は、薬局で保険証を提示することで自己負担が減ります。また、雇用主提供の民間医療保険(Extended Health Benefits)がある場合は、処方薬代の70〜100%がカバーされることもあります。日本の薬局と同様、保険証・保険カードを持参しましょう。

項目 日本 カナダ
主な薬局チェーン マツキヨ・ウエルシア・ツルハ等 Shoppers・London Drugs・Rexall等
市販薬の購入 処方箋不要・誰でも購入可 OTC薬は処方箋不要
薬剤師への相談 日本語でOK 英語・フランス語が基本
処方薬の受け取り 病院処方箋を薬局へ 医師の処方箋をPharmacyカウンターへ
保険対応 健康保険証で3割負担 公的保険+民間保険(雇用主提供等)
営業時間 10〜21時が多い 24時間店舗あり(Shoppers等)

① Shoppers Drug Mart(ショッパーズ ドラッグ マート)

Shoppers Drug Mart ロゴ
Shoppers Drug Mart 店舗外観

カナダ最大手・全国1,300店以上を展開する薬局チェーン。東カナダ(ON州・QC州等)を中心に全国展開しており、日本で言えばマツモトキヨシのような存在です。ロブロー(Loblaw Companies)グループ傘下で、食料品・日用品・コスメも豊富。

  • 24時間営業店舗が多く、深夜・早朝も利用可能
  • Optimumポイントカードで購入ごとにポイント獲得
  • 処方薬サービスが充実。処方箋の転送・リフィル対応も可能
  • PCブランドやLife Brandなどプライベートブランド品が安い
  • Pharmacy(調剤)カウンターの営業時間は店舗より短い場合があるため要確認
店舗数 主な展開地域 24H営業 公式サイト
約1,300店 全国(東カナダ中心) あり(一部店舗) shoppersdrugmart.ca

QC州では「Pharmaprix(ファルマプリ)」として展開。フランス語圏では同ブランドを探しましょう。アプリからオンラインで薬の管理・処方箋のリフィルができます。

② London Drugs(ロンドン ドラッグス)

London Drugs ロゴ
London Drugs 店舗

BC州・AB州・SK州・MB州の西カナダ限定で約80店舗展開。薬局機能に加え、電子機器・カメラ・コンピューターなども充実しており、「薬+家電」の複合型が特徴。バンクーバー在住者に特に馴染みが深い薬局チェーンです。

  • 家電・写真・コスメなど取り扱い品目が幅広い
  • 薬剤師が親切で丁寧という評判が高い
  • 処方箋のオンライン送付・リフィルサービスあり
  • 東カナダ(ON州・QC州等)には店舗がないため注意
店舗数 主な展開地域 24H営業 公式サイト
約80店 BC・AB・SK・MB州 なし(通常9〜22時) londondrugs.com

バンクーバー在住の日本人からの信頼度が高い薬局。薬剤師のカウンセリングが丁寧で、薬の説明も親切。日用品・コスメも充実しています。

③ Rexall(レクソール)

Rexall ロゴ
Rexall 店舗

主にON州・AB州・BC州に約400店舗を展開するカナダ大手の薬局チェーン。McKesson Canadaグループ傘下で、薬局サービスを中心に日用品・化粧品も扱います。ShoppersよりシンプルなOTC薬・処方薬特化型の店舗が多い印象です。

  • 処方箋のオンライン管理・リフィルサービスが充実
  • Be Well(ビーウェル)ポイントプログラムあり
  • プライベートブランド「Rexall Brand」が安価で充実
  • 店舗規模は中型が多く、ShoppersほどのOTC品揃えはない場合あり
店舗数 主な展開地域 24H営業 公式サイト
約400店 ON・AB・BC州中心 一部あり rexall.ca

薬剤師の対応が丁寧で、OTC薬の相談にも対応。Be Wellポイントは薬品・日用品の購入で貯まり、割引に使えます。

④ Jean Coutu(ジャン・クトゥー)

Jean Coutu ロゴ

ケベック州(QC)を中心に約400店舗を展開するフランス語圏向け大手薬局。QC州に住んでいる・訪れる方には最もよく目にする薬局です。ロブローグループ傘下で、PJCポイントプログラムを提供。

  • ケベック州ではShoppersよりJean Coutouの方が身近な存在
  • フランス語が基本だが英語でのサービスも対応可
  • PJCポイントカードで購入ごとにポイント貯蓄
  • QC州以外にはほぼ店舗がないため、他州では別チェーンを利用
店舗数 主な展開地域 公式サイト
約400店 QC州(ケベック)中心 jeancoutu.com

モントリオール・ケベックシティにお住まいの方には最も身近な薬局です。フランス語サービスが基本ですが、英語対応も可能です。

⑤ Walmart Canada(ウォルマートカナダ)薬局

Walmart Canada ロゴ

大型スーパーセンター内に薬局(Pharmacy)を併設しているコスパ重視派に人気の選択肢。OTC薬の価格がShoppersより安いケースが多く、プライベートブランド(Equate)品も充実。処方薬の受け取りも可能です。

  • OTC薬・日用品・食品を一度に購入できる利便性
  • Equateブランドの医薬品は名称ブランドより大幅に安い
  • 処方箋の受け取り・リフィルサービスあり
  • 薬剤師の数が少ない店舗もあり、専門的な相談は専門薬局チェーンのほうが安心な場合も

市販薬の価格はShoppersより安いことが多く、Equateブランドの解熱剤・アレルギー薬・下痢止めなどは非常にリーズナブルです。

カナダの薬局で買える主なOTC薬(市販薬)一覧

カナダ 市販薬 OTC

カナダのドラッグストアで購入できる主な市販薬カテゴリと、日本の薬との対応表を紹介します。

まとめ|カナダの薬局選びのポイント5つ

  • ①住んでいる州で選ぶ:BC州はLondon Drugsが便利、ON州はShoppers/Rexall、QC州はJean Coutu、節約重視ならWalmart薬局が選択肢。
  • ②24時間対応ならShopper Drug Mart:深夜・早朝に急が必要な場合は24H営業のShoppersが最も頼りになります。
  • ③保険カードを必ず持参:MSP・OHIP・民間保険カードを薬局のPharmacyカウンターで提示すると、処方薬の自己負担が減ります。
  • ④日本の薬と同じ成分を確認:成分名(アセトアミノフェン・ロペラミド等)で検索すれば、カナダで同等品を見つけやすくなります。ロキソプロフェン・木クレオソートなど一部成分はカナダ未承認のため要注意。
  • ⑤日本の薬を続けたいなら御用聞きドクター:カナダで入手できない日本の処方薬(睡眠薬・IBS薬・ロキソニン等)は、日本人医師によるオンライン診療で日本から処方・配送してもらうのが最もスムーズです。