タイでの生活や滞在中、鼻水やくしゃみが続いている状態が、なかなか改善しないことはありませんか。
タイでは、強い冷房・屋内外の温度差・高温多湿・排気ガス・PM2.5・カビなどが重なり、日本では問題なかった人でも鼻炎症状が出やすい環境になっています。
それにもかかわらず、
- 風邪だと思って市販薬で様子を見ている
- 病院に行くほどではないと判断している
- 英語やタイ語で症状を説明するのが不安
こうした理由から受診を先延ばしにし、症状が慢性化してしまう日本人の方が非常に多いのが現実です。
本記事では、タイで鼻炎が悪化しやすい原因、風邪との見分け方、薬や受診の選択肢、そして日本語で安心して相談できる方法まで、わかりやすく解説します。
※本記事は医師の確認・監修のもと作成しています

おうえケアとわクリニック 麻植 医師
鼻炎は「放っておけば自然に治る」と思われがちですが、環境要因が強い場合は長期化しやすい症状です。
特にタイでは冷房や空気環境の影響を受けやすく、適切な対処をしないと慢性化することもあります。
違和感が続く場合は、早めに相談することが症状悪化を防ぐポイントです。
タイ在住・滞在中でも鼻炎・鼻づまり・くしゃみを
日本語で相談できます
【オンライン診療・日本語対応】
御用聞きドクターとは?
- 耳鼻科・内科領域に対応する日本人医師が相談対応
- アレルギー性鼻炎・血管運動性鼻炎の相談も可能
- 受診〜薬の相談までオンラインで完結
※ 症状に応じて治療方針や薬の相談が可能です
目次
タイで鼻炎が増える・悪化しやすい理由
タイでは、日本に比べて気候・空気環境・生活スタイルが大きく異なるため、鼻炎の症状が出やすく、悪化・長期化しやすい傾向があります。
実際に、日本では花粉症や鼻炎の自覚がなかった人でも、タイ滞在をきっかけに鼻水・くしゃみ・鼻づまりが慢性的に続くようになるケースは少なくありません。
こうした症状は「体質の変化」ではなく、タイ特有の環境要因が重なって起こることが多く、原因を理解せずに放置すると改善しにくくなります。
ここでは、タイで鼻炎が増える・悪化しやすい背景として特に影響の大きい「空気環境」「冷房文化」「住環境」の3つのポイントを整理して解説します。
高温多湿+PM2.5・排気ガスの影響
タイでは一年を通して湿度が高く、さらに都市部ではPM2.5や排気ガスによる大気汚染の影響を受けやすい環境です。
特にバンコクやチェンマイでは、乾季を中心に空気の質が悪化しやすく、鼻の粘膜が常に刺激を受ける状態になります。
| 要因 | 鼻への影響 |
|---|---|
| 高温多湿 | 粘膜がむくみやすく、鼻づまりが起きやすい |
| PM2.5・排気ガス | アレルギー反応を起こしやすく、くしゃみ・鼻水が持続 |
このような環境が続くことで、一時的な鼻炎ではなく慢性的な症状に移行するケースも少なくありません。
エアコン文化による急激な温度・湿度差
タイでは屋外が35℃前後でも、建物内は20℃以下に設定された強い冷房が効いていることが一般的です。
この急激な温度・湿度差が、自律神経を乱し、鼻の血管の収縮・拡張がうまく調整できなくなることで鼻炎症状が悪化します。
| 環境 | 起こりやすい反応 |
|---|---|
| 屋外(高温多湿) | 鼻粘膜が拡張し、充血しやすい |
| 室内(強冷房) | 血管が急収縮し、鼻水・くしゃみが出やすい |
この状態が毎日繰り返されることで、血管運動性鼻炎のような症状が慢性化しやすくなります。
カビ・ダニ・ハウスダストが多い住環境
タイの住環境では、カビ・ダニ・ハウスダストが発生しやすい条件がそろっています。
特にコンドミニアムやホテルでは、以下のような共通リスクがあります。
- 湿度が高く、カビが発生しやすい
- エアコン内部の清掃頻度が低い
- 日本ほどこまめに掃除されないケースも多い
| 住環境 | 鼻炎リスク |
|---|---|
| コンドミニアム | エアコン内部のカビ・ダニによるアレルギー |
| ホテル滞在 | 寝具・カーペット由来のハウスダスト |
こうした要因が重なることで、日本では症状が出なかった人でも鼻炎を発症・悪化させやすいのがタイの特徴です。
それ、風邪じゃない?鼻炎と風邪の見分け方
鼻水やくしゃみが続くと、「風邪かな?」と考えがちですが、実は鼻炎と風邪では症状の出方が大きく異なります。
見分けがつかないまま対処を間違えると、症状が長引いたり、不要な薬を使ってしまうことにもつながります。
鼻炎の特徴
| 症状 | 特徴 |
|---|---|
| 鼻水 | 透明でサラサラしていることが多い |
| くしゃみ | 連発しやすく、朝や冷房の効いた室内で悪化 |
| 発熱 | 基本的に熱は出ない |
鼻炎の場合、体は元気なのに鼻だけがつらいという状態が続くのが特徴です。
風邪の特徴
| 症状 | 特徴 |
|---|---|
| 鼻水 | 黄色〜緑色で粘り気が出てくる |
| 喉・全身症状 | 喉の痛み、発熱、全身のだるさを伴うことが多い |
風邪の場合は、鼻以外の症状が同時に出るのが大きなポイントです。
なお、自己判断で抗生剤を飲むのはNGです。
抗生剤は細菌感染にしか効果がなく、鼻炎やウイルス性の風邪には効きません。誤った使用は、副作用や耐性菌のリスクを高める原因になります。
タイで多い鼻炎のタイプ
タイでは、気候や生活環境の影響から、日本にいるときとは異なるタイプの鼻炎が起こりやすくなります。
原因に合わない対処を続けていると、症状が慢性化して治りにくくなることもあるため、まずは自分の鼻炎タイプを知ることが重要です。
アレルギー性鼻炎(ハウスダスト・PM2.5)
タイで最も多いのが、ハウスダストやPM2.5、大気汚染が原因となるアレルギー性鼻炎です。
- 透明でサラサラした鼻水が続く
- くしゃみが連続して出る
- 朝起きた直後や外出後に悪化しやすい
空気環境の影響を受けやすく、バンコク・チェンマイなど都市部では特に症状が出やすい傾向があります。
血管運動性鼻炎(寒暖差・エアコン)
屋外の暑さと室内の強い冷房との差によって起こるのが、血管運動性鼻炎です。
- 冷房の効いた場所に入ると急に鼻水が出る
- 温度変化のたびに症状が出る
- アレルギー検査では異常が出ないこともある
自律神経の乱れが関与しており、薬が効きにくく慢性化しやすい点が特徴です。
副鼻腔炎(放置した鼻炎が悪化)
鼻炎を「そのうち治る」と放置していると、副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)に進行することがあります。
- 黄色〜緑色の粘り気のある鼻水
- 頬や額の重だるさ・頭痛
- 匂いを感じにくくなる
副鼻腔炎になると、治療に時間がかかり、再発もしやすくなります。
鼻炎は軽く見られがちですが、慢性化すると治りにくくなるため、早めの対処が重要です。
タイでできる鼻炎の対処法3選
タイで鼻炎症状が出た場合、対処法はいくつかありますが、方法によってメリット・注意点が大きく異なります。
症状や滞在状況に合わせて、無理のない選択肢を知っておくことが重要です。
① 薬局で市販薬を買う場合(注意点あり)
タイでは薬局で比較的簡単に鼻炎薬を購入できますが、日本と同じ感覚で選ぶのは注意が必要です。
- 抗ヒスタミン薬の成分や強さが日本と異なる
- 眠気・動悸・口渇などの副作用が出やすいケースがある
- 薬剤師によって説明の詳しさに差がある
症状に合わない薬を使うと、効かないだけでなく日常生活に支障が出ることもあります。
② 現地病院・耳鼻科を受診する
症状が強い場合は、現地の病院や耳鼻科を受診する方法もあります。
- 診察は英語またはタイ語での対応が基本
- 病院・医師ごとに診察や説明の丁寧さに差がある
- 保険の種類によっては自費診療になるケースもある
「どの科に行けばいいか分からない」
「軽症なのに大げさにならないか不安」
という声も少なくありません。
③ 日本語で相談できるオンライン診療という選択肢
「病院に行くほどか迷う」「言葉の壁が不安」という方には、日本語で相談できるオンライン診療という選択肢もあります。
- 日本人医師が症状を確認し、鼻炎か風邪かを判断
- アレルギー性鼻炎・血管運動性鼻炎など症状に合わせた対応が可能
- 外出不要で日本語だけで完結
海外生活では、「受診のハードルが高いから様子を見る」ことで症状が長引くケースが多く見られます。
そうしたときに、まず日本語で相談できる窓口として利用されているのが御用聞きドクターです。
自己判断で薬を使い続ける前に、一度相談して切り分けてもらうことで、無駄な悪化を防ぐことができます。
「この程度で病院に行くのは大げさかな…」
「風邪なのか鼻炎なのか、自分では判断できない…」
海外にいても鼻炎を
日本語で相談できます
【日本語対応・オンライン診療】
御用聞きドクターとは?
- 日本人医師が症状を丁寧にヒアリング
- 鼻炎の処方薬を日本から発送!
- 外出不要で日本語だけで完結
※ 診断や治療方針は医師が症状に応じて判断します
タイのおすすめ日本語対応病院7選
タイ滞在中、空気や気候の違いから鼻水や鼻づまりが続き、鼻炎の症状に悩まされる日本人は少なくありません。
軽い症状でも長引く場合や、市販薬で改善しない場合は医師への相談が安心です。
ここでは、日本語で症状を相談でき、鼻炎の診療に対応している病院をエリア別に紹介します。
バンコク |バムルンラード病院

バムルンラード病院の耳鼻咽喉科(ENT Center)では、慢性鼻炎・アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・嗅覚障害などの鼻症状に専門診療を提供しています。
内視鏡検査・アレルギー評価・画像診断を組み合わせ、鼻づまり・くしゃみ・粘膜腫脹・鼻水過多の原因を特定し、抗アレルギー薬、点鼻ステロイド、洗浄療法など症状に応じた治療を実施。
必要に応じて副鼻腔内視鏡手術や免疫療法にも対応します。国際標準設備と多専門医体制により、子どもから成人まで対応可能。海外生活で悪化しやすい鼻炎の継続ケアにも適しています。
プロンポン |DYMインターナショナルクリニック

DYMインターナショナルクリニックでは、慢性鼻炎・アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎に対し、耳鼻科専門医が日本語サポート付きで診療を行います。
くしゃみ・鼻づまり・後鼻漏・慢性的な鼻水などを内視鏡検査やアレルギー評価で原因から確認し、抗アレルギー薬、点鼻ステロイド、洗浄療法などを症状に合わせて処方。
ホーチミン・ハノイ全院で日本人スタッフや通訳が常駐し、海外生活で悪化した鼻炎の継続治療にも安心して通院できます。
スクンビット |スクンビット病院

スクンビット病院の耳鼻咽喉科センターでは、慢性鼻炎・副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎に対し、内視鏡検査や皮膚プリックテスト(アレルギー検査)を用いて原因を正確に特定します。
鼻づまり、くしゃみ、後鼻漏、嗅覚低下などに対し、減感作免疫療法(アレルギー注射)や点鼻治療、内視鏡手術も必要に応じて対応。
毎日8:00〜20:00診療、BTSエカマイ駅近くでアクセスも良く、海外生活で悪化した鼻炎の継続治療にも便利な総合耳鼻科体制が整っています。
シラチャ |サミティベート病院シラチャ―

サミティベート病院シラチャーでは、アレルギー性鼻炎・慢性副鼻腔炎・鼻づまり・くしゃみ・後鼻漏など、鼻症状全般に対応。
耳鼻咽喉科専門医が、内視鏡検査を用いて原因を特定し、抗アレルギー薬・ステロイド点鼻・ネブライザー治療などを症状に合わせて処方します。
慢性的な鼻炎や長引く鼻水、急な炎症にも対応可能で、日本語相談窓口も毎日利用でき安心。24時間診療体制のため、急な悪化や旅行・滞在中の不調にも頼れる医療サポートが整っています。
プーケット |バンコク病院 プーケット

バンコク病院プーケットの耳鼻咽喉科センターでは、アレルギー性鼻炎・花粉症・慢性副鼻腔炎・鼻づまり・後鼻漏など鼻疾患を専門医が診療。
内視鏡や光ファイバースコープを用いた精密検査で原因を特定し、抗アレルギー薬、点鼻ステロイド、ネブライザー、免疫治療など症状に合わせて治療を行います。
いびき・睡眠時無呼吸症候群にも対応し、耳・喉を含む総合的ケアが可能。日本語通訳にも対応しており、旅行・赴任中の鼻炎悪化でも安心して受診できる体制が整っています。
タイで日本語相談できる選択肢|御用聞きドクター
タイで鼻炎症状が続いていても、「この程度で病院に行くのは大げさかも」と我慢してしまう方は少なくありません。
特に海外では、言葉の壁・受診の手間・費用の不安が重なり、相談のタイミングを逃してしまいがちです。
そんなときに選ばれているのが、日本語で相談できるオンライン診療という選択肢です。
御用聞きドクターでは、日本人医師が症状を丁寧に確認し、鼻炎なのか、風邪や別の疾患なのかを切り分けたうえで、症状に合った対応を案内します。
- 日本語で症状をそのまま伝えられる
- 鼻炎・風邪・副鼻腔炎などの判断をサポート
- 外出不要でオンライン完結
「まずは相談だけしてみたい」という段階でも利用できるため、放置して悪化させてしまう前の相談先として活用されています。
まとめ|タイの鼻炎は「環境由来」が多い
タイで起こる鼻炎は、日本の花粉症とは異なり、気候・空気環境・冷房・住環境といった環境要因が重なって発症・悪化するケースが多いのが特徴です。
そのため、日本と同じ対処法を続けても改善しないことも珍しくありません。
また、鼻炎と風邪は症状が似ているため、正しく見極めることが重要です。自己判断で薬を使い続けると、かえって長引く原因になることもあります。
「そのうち治るだろう」と放置せず、今の症状に合った対処・治療を選ぶことが、早く楽になるための近道です。
不安や迷いがある場合は、日本語で相談できる窓口を上手に活用することも、タイ生活を快適に続けるための一つの方法です。

