2026/01/07

タイの風邪薬はどれを選ぶ?日本人向け市販薬の選び方と治療ガイド

タイの風邪薬はどれを選ぶ?日本人向け市販薬の選び方と治療ガイド

タイ滞在中に、

  • 急に風邪をひいてしまった
  • 薬局に行ったものの英語・タイ語が分からない
  • 日本と同じ感覚で薬を選っていいのか不安

と感じたことはありませんか。

実は、タイの風邪薬は成分・配合量・効きの強さが日本と大きく異なるものが多く、日本と同じ感覚で選ぶと眠気・動悸・胃の不調などの副作用が出てしまうケースもあります。

また、風邪だと思っていた症状が、別の感染症や炎症だったということも、海外では珍しくありません。

本記事では、

  • タイの風邪薬を選ぶ際の注意点
  • 日本の風邪薬との違い
  • 日本語で相談できる治療の選択肢

を、日本人向けに分かりやすく解説します。

※本記事は医師の確認・監修のもと作成しています

医師監修 麻植医師

おうえケアとわクリニック 麻植 医師


海外の市販風邪薬は、日本より成分が強いことが多く、自己判断での使用は注意が必要です。

特に解熱鎮痛薬や抗ヒスタミン薬は、日本と用量や組み合わせが異なるため、
「風邪だと思って飲んだら強すぎた」という相談も少なくありません。

タイで風邪薬選びに迷っている方へ

まずは日本語で症状を相談してみませんか?

「この症状は風邪?」
「薬局の薬を飲んで大丈夫?」
「病院に行くほどではない?」

そんな時に、
日本人医師が症状を整理し、治療方針を判断します。

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※「市販薬で様子見していいか分からない」段階でも相談できます

タイで風邪をひきやすい理由

「日本にいる時より、すぐ体調を崩す気がする…」

実はタイでは、気候・生活環境・感染症事情の違いから、風邪をひきやすくなる要因が重なっています。

エアコンによる冷えと乾燥

  • 屋外は高温多湿、屋内は強烈な冷房
  • 室内外の急激な温度差が体に負担
  • 喉・鼻の粘膜が乾燥し、炎症を起こしやすい

特にショッピングモールやオフィス、電車内では冷えすぎによる喉風邪・鼻風邪を訴える日本人が多く見られます。

疲労・ストレス・生活環境の変化

  • 海外生活による無意識のストレス
  • 慣れない言語・文化・移動
  • 睡眠不足や食生活の乱れ

これらが重なることで、免疫力が一時的に低下し、風邪をひきやすくなります。

感染症と普通の風邪の見分けが難しい

  • デング熱・インフルエンザなどが流行しやすい
  • 初期症状が風邪と非常によく似ている

「ただの風邪だと思って市販薬を飲んでいたら、実は別の感染症だった」というケースも、タイでは珍しくありません。

そのため、症状が強い・長引く・いつもと違うと感じた場合は、自己判断せず慎重に対応することが大切です。

タイの薬局で買える風邪薬の特徴と注意点

タイの薬局では、処方箋なしで購入できる風邪薬が多く揃っています。

一方で、日本の感覚のまま選んでしまうと、思わぬ副作用が出るケースも少なくありません。

特に注意したいのが、成分の強さと配合バランスです。

日本より「強い成分」が含まれていることが多い

  • 抗ヒスタミン薬の作用が強い製品が多い
  • 1回量でも効きが強く出やすい

そのため、

  • 強い眠気
  • 動悸・ふらつき
  • 頭がぼーっとする、だるさ

といった症状が出やすく、仕事・運転・外出前の服用には特に注意が必要です。

日本の総合感冒薬と同じ感覚で服用すると、「効きすぎた」「体がついてこない」と感じる方も多くいます。

「効く=安全」ではないという点は、タイの風邪薬選びでとても重要なポイントです。

タイの薬局で買える風邪薬の特徴と注意点

タイの薬局では、日本のような「総合感冒薬」は少なく、症状ごとに薬を選ぶのが基本です。

さらに、日本より成分が強め・作用が分かれやすい薬が多く、日本と同じ感覚で選ぶと眠気・動悸・だるさなどの副作用が出ることもあります。

特に注意したいのは、抗ヒスタミン薬や鎮痛成分の強さ、そして抗生剤が簡単に出るケースです。

まずは、日本との違いを整理して把握しておきましょう。

症状 タイの薬局で一般的 日本との違い 注意点
発熱・痛み パラセタモール
(Acetaminophen)
ロキソニンのような
抗炎症作用は弱め
効きが物足りなく感じることあり
喉の痛み NSAIDs系薬 日本より成分が強いことが多い 胃・腎臓への負担に注意
鼻水・くしゃみ 抗ヒスタミン薬 眠気が非常に強い場合あり 運転・仕事前は避けたい
鎮咳薬・去痰薬 症状別で完全に分かれる 乾いた咳/痰のある咳を要確認
抗生剤 処方されることがある 日本よりハードルが低い 風邪には基本不要

タイの風邪薬は、「効きそう」ではなく「症状と成分が合っているか」で選ぶことが重要です。

総合感冒薬は少なく「症状別」が基本

海外の薬局では、日本のような“全部入り”の総合感冒薬が少なく、症状ごとに薬を選ぶスタイルが一般的です。まずは「いま一番つらい症状」を決めると迷いが減ります。

  • :発熱・悪寒・関節痛が強いとき
  • :乾いた咳か、痰が絡む咳かで選び方が変わる
  • 喉の痛み:痛み・腫れ・飲み込みにくさが中心のとき
  • 鼻水:くしゃみ・鼻水が止まらないとき(眠気が出る成分もある)


「主症状に合うものを1つ」から始める
のが基本です。

症状 薬局での選び方のイメージ 注意しやすい点
熱・痛みに特化したものを1つ 他の薬と成分が重複しないか確認
乾いた咳/痰の咳でタイプを分ける 息苦しさや胸痛があれば受診も検討
喉の痛み 痛み・炎症に寄せて選ぶ 強い腫れ・飲み込みにくさが続くなら受診
鼻水 鼻水・くしゃみに特化したものを選ぶ 眠気が出ることがあるため予定に配慮

抗生剤が簡単に出るケースもある

国や地域によっては、風邪症状でも抗生剤が処方・購入できてしまうケースがあります。ただし、一般的に風邪の多くはウイルスが原因で、抗生剤が必ずしも役立つとは限りません。

風邪に抗生剤は基本不要なことが多く、自己判断での使用はおすすめできません

  • 抗生剤は「細菌」に効く薬で、ウイルス性の風邪では効果が期待しにくい
  • 不要な使用が続くと、将来効きにくくなる(耐性のリスク)ことがある
  • 副作用(下痢・腹痛など)が出てつらくなることもある

医師として特に注意したいポイント

抗生剤は「必要なときに、必要な期間だけ」が大切です。

風邪っぽい症状でも、強い喉の腫れや高熱が続く、息苦しさがあるなど不安がある場合は、自己判断で薬を増やす前に受診や相談を検討してください。

市販薬で様子見してはいけない症状

タイでは市販薬で対処できるケースもありますが、症状によっては自己判断を続けることでリスクが高まることがあります。

以下に当てはまる場合は、早めの受診や相談を検討してください。

高熱が続く・悪寒が強い

単なる風邪と思っていても、タイでは別の感染症が隠れていることがあります。

  • 38℃以上の高熱が続く
  • 強い悪寒・関節痛・目の奥の痛みがある
  • 解熱剤を使っても熱が下がりにくい

デング熱やインフルエンザなど、初期症状が風邪と似ている感染症の可能性があります。

咳が長引く・息苦しい

咳がなかなか治まらない場合、呼吸器のトラブルが進んでいることもあります。

  • 咳が1週間以上続いている
  • 夜間や横になると咳が悪化する
  • 息切れ・胸の痛み・呼吸のしづらさがある

気管支炎や肺炎など、市販薬では対応しきれない状態の可能性があります。

3〜4日使っても改善しない

市販薬を数日使っても変化がない場合は、次のステップに進むことが大切です。

  • 症状が横ばい、または悪化している
  • 薬を変えてもスッキリしない
  • 何を飲めばいいか分からなくなってきた


「もう少し様子見」を繰り返さない
ことが、悪化を防ぐポイントです。

医師として特に注意したいポイント

高熱・息苦しさ・強い倦怠感がある場合は、「風邪だから大丈夫」と決めつけないことが大切です。

市販薬で抑えている間に、別の病気が進行してしまうケースもあるため、不安があれば早めに相談してください。

タイで病院に行くべき?不安なポイント

受診を考えていても、「本当に行くべきか」「ちゃんと伝えられるか」と不安になる方は少なくありません。

よくある不安を整理します。

言葉の壁(英語・タイ語)

症状を正確に伝えられないことが、受診のハードルになりがちです。

  • 細かい症状や経過を説明できるか不安
  • 医師の説明を理解できるか心配
  • 聞き返すのをためらってしまう

処方薬の強さ・説明不足

タイでは、日本より強めの薬が処方されることもあります。

  • 薬の目的や副作用の説明が十分でないことがある
  • いきなり強い薬が出て戸惑うケース
  • 本当に必要な薬なのか判断しづらい

「よく分からないまま飲む」状態は避けたいポイントです。

費用・保険適用の不安

医療費がどのくらいかかるのか分からないと、受診をためらってしまいます。

  • 保険が使えるか分からない
  • 診察費・検査費・薬代の総額が不透明
  • 思った以上に高額になるのではという不安


「行くか迷う」段階で日本語相談を挟むのも一つの選択
です。

タイのおすすめ風邪対応病院5選

市販薬で様子を見るか、病院を受診するか迷ったときに検討しやすい、タイで風邪症状に対応できる医療機関を紹介します。

英語・日本語対応や診療体制の充実度もポイントです。

バムルンラード病院(バンコク)

タイ 風邪薬 バムルンラード病院

項目 内容
施設名 バムルンラード病院(Bumrungrad International Hospital)
診療科目 内科、外科、産婦人科、小児科 ほか
公式サイトURL 公式サイトはこちら

バムルンラード病院の一般内科クリニックでは、発熱や喉の痛み、咳、鼻水などの風邪症状に対し、総合的な内科診療体制が整えられています。

経験豊富な内科医が在籍し、症状や体調を丁寧に確認したうえで、必要に応じた検査や投薬方針が検討されます。

個室診療室や採血設備などの医療環境も充実しており、感染症を含む急性症状から日常的な体調不良まで幅広く対応できる点が特徴です。

DYMインターナショナルクリニック(プロンポン)

タイ 風邪薬 DYMインターナショナルクリニック

項目 内容
施設名 DYMインターナショナルクリニック
診療科目 内科、小児科、皮膚科、整形外科、眼科
公式サイトURL 公式サイトはこちら

DYMインターナショナルクリニックの内科では、発熱・咳・喉の痛み・鼻水などの風邪症状に幅広く対応しています。

発熱外来は一般外来と動線が分けられており、個室の待合室を備えた落ち着いた診療環境が整えられています。症状や経過を丁寧に確認したうえで、体調や状況に応じた検査や薬の選択が行われる点も特徴です。

急な体調不良から日常的な内科症状まで、比較的相談しやすい体制が整っているクリニックといえます。

サミティベート病院スクンビット(スクンビット)

タイ 風邪薬 サミティベート病院スクンビット

項目 内容
施設名 サミティベート病院スクンビット(Samitivej Sukhumvit Hospital)
診療科目 内科、整形外科、小児科、耳鼻咽喉科、糖尿病治療センター ほか
公式サイトURL 公式サイトはこちら

サミティベート病院スクンビットの内科クリニックでは、発熱・咳・喉の痛み・鼻水などの風邪症状を含む一般内科疾患に幅広く対応しています。

JCI認定病院として最新の医療設備と国際基準の診療体制が整っており、経験豊富な内科医が症状や経過を丁寧に確認します。検査体制も充実しているため、必要に応じて迅速かつ適切な治療方針が検討されます。

毎日夜まで診療している点も特徴で、仕事や外出後でも受診しやすい医療機関といえます。

パヤタイ・シラチャ病院(シラチャ)

タイ 風邪薬 パヤタイシラチャ病院

項目 内容
施設名 パヤタイ・シラチャ病院(Phyathai Sriracha Hospital)
診療科目 消化器内科、循環器内科、小児科、産婦人科、不妊治療センター、皮膚科、整形美容外科 ほか
公式サイトURL 公式サイトはこちら

パヤタイ・シラチャ病院の内科クリニックでは、発熱・喉の痛み・咳・鼻水などの風邪症状を含む急性疾患に幅広く対応しています。

専門の内科医チームが症状や体調を総合的に確認し、必要に応じて検査や治療方針を判断します。最新の医療設備を活用した診療体制が整っている点も特徴です。

感染症や呼吸器系疾患の初期対応にも配慮された内科診療が行われており、シラチャ周辺で体調不良時に相談しやすい医療機関といえます。

バンコク病院プーケット(プーケット)

タイ 風邪薬 バンコク病院プーケット

項目 内容
施設名 バンコク病院プーケット(Bangkok Hospital Phuket)
診療科目 内科、外科、小児科、整形外科、消化器科、婦人科、精神科、歯科 ほか
公式サイトURL 公式サイトはこちら

バンコク病院プーケットの総合診療科では、発熱・喉の痛み・咳・鼻水などの風邪症状を含む一般的な体調不良に幅広く対応しています。

成人を対象としたプライマリケアを中心に、内科医が症状の経過や全身状態を丁寧に確認し、必要に応じた検査や投薬判断が行われます。

日常的な不調から急性症状まで相談しやすい診療体制が整っており、プーケット滞在中の体調不良時にも心強い医療機関といえます。

 

日本語で相談したい人へ|御用聞きドクターという選択肢

タイで体調を崩したとき、「病院に行くべきか」「市販薬で足りるのか」を日本語で整理できるだけでも、不安は大きく軽減されます。

御用聞きドクターは、そうした“迷いの段階”から相談できる選択肢です。

タイ 風邪薬

日本人医師が症状を日本語で確認

まずは、今出ている症状や経過を日本語で丁寧に確認します。

  • いわゆる風邪か、別の病気の可能性があるかを整理
  • デング熱・インフルエンザなどが疑われるかの目安確認
  • 市販薬で様子を見てよいかの相談も可能

「風邪だと思い込んでいいのか不安」な段階で相談できるのが特徴です。

必要に応じて日本で使っていた処方相談も可能

症状や状況に応じて、日本で使い慣れていた薬についての相談も行えます。

  • 解熱鎮痛薬
  • 咳止め・去痰薬
  • 炎症を抑える薬


「何を使えばいいか分からない」を日本語で整理できる
のが安心材料になります。

外出不要・体調不良でも相談できる

発熱やだるさがあるときに、無理をして移動する必要はありません。

  • スマホだけで相談が完結
  • 体調が悪い状態でも自宅から利用可能
  • 「今すぐ病院に行かなくていいか」を判断しやすい

無理に現地の病院へ行かなくていい選択肢として活用できます。

タイで風邪薬選びに迷っている方へ

まずは日本語で症状を相談してみませんか?

「この症状は風邪?」
「薬局の薬を飲んで大丈夫?」
「病院に行くほどではない?」

そんな時に、日本人医師が症状を整理し、治療方針を判断します。

御用聞きドクター 風邪相談

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御用聞きドクターとは?

  • 日本人医師が日本語で対応
  • 風邪・発熱・喉痛・咳などの相談が可能
  • 日本で使っていた処方薬の案内・手配も対応


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※「市販薬で様子見していいか分からない」段階でも相談できます

まとめ|タイの風邪薬は「日本と同じ感覚」で選ばない

タイでの風邪対処は、日本にいるときとは少し考え方を変えることが大切です。最後にポイントを整理します。

  • タイでは総合感冒薬が少なく、症状別に薬を選ぶのが基本
  • 市販薬の成分や強さは日本と異なり、自己判断の飲み過ぎには注意
  • 高熱・息苦しさ・長引く症状がある場合は、早めに相談・受診を検討

「日本と同じ感覚」で無理に対処しないことが、体調悪化を防ぐポイントです。

不安なまま市販薬で我慢し続ける必要はありません

タイ滞在中でも、日本語で相談できる選択肢があることを知っておくだけで、いざというときの安心感は大きく変わります。ひとりで抱え込まず、状況に応じて相談先を活用してください。