2026/02/04

タイの健康診断事情|人間ドック・脳ドック・費用を日本人向けに解説

タイの健康診断事情|人間ドック・脳ドック・費用を日本人向けに解説

タイでは、日本のように「年に1回、会社や自治体で定期健康診断を受ける」という仕組みは一般的ではありません。

多くの場合、必要な検査を自分で選んで受けるスタイルが基本になります。

そのため実際に生活していると、
「人間ドックは受けたほうがいいのか」
「脳ドックまで必要なのか」
「費用がどれくらいかかるのか不安」
といった点で迷う日本人は少なくありません。

タイの私立病院は設備が整っている一方で、検査内容によっては費用が高額になりやすいという特徴があります。

日本と同じ感覚で「一式検査」を選んでしまうと、本来は不要な検査まで受けてしまうケースもあります。

健康診断は「全部受けるかどうか」ではなく、「今の自分に何が必要か」を整理することが重要です。

判断に迷ったとき、受診前に日本語で医師と状況を整理し、年齢や体調に合った検査内容を考える選択肢として御用聞きドクターという選択肢があります。

この記事では、タイの健康診断事情をはじめ、人間ドック・脳ドックの考え方や費用の目安について、日本人が迷いやすい判断ポイントを中心に整理します。

※本記事は医師の確認・監修のもと作成しています

医師監修 麻植医師

おうえケアとわクリニック 麻植 医師

タイの健康診断は「不安だから一通り受ける」という判断には注意が必要です。

タイでは、日本のような定期健診制度が一般的ではないため、検査内容を自分で選ぶ場面が多くなります。
その結果、必要性を整理しないまま人間ドックや脳ドックを受けてしまい、想定以上に費用がかかるケースも少なくありません。
判断に迷う場合は、日本語で一度医師に相談することが安心です。

健康診断を受ける前に、日本語で相談したい方へ

「人間ドックまで必要?」
「脳ドックは今受けるべき?」

御用聞きドクターでは、日本人医師が日本語で体調や年齢、生活状況を確認し、今の自分に本当に必要な検査内容を整理できます。
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タイには日本のような定期健康診断はある?

結論から言うと、タイには日本のような「年1回の定期健康診断」を前提とした仕組みはほとんどありません。

健康診断に対する考え方そのものが、日本とは大きく異なります。

会社任せの健康診断は少ない

タイでも企業が従業員向けに健康診断を行うケースはありますが、その多くは血液検査や簡単な問診のみといった簡易的な内容です。

日本で一般的な、身長・体重・血液検査・心電図・胸部レントゲンなどをまとめて受ける「一式健診」とは内容が大きく異なり、会社の健康診断を受けているから安心、とは言い切れない点に注意が必要です。

基本は「必要な検査を個別に受ける」

タイでは、自分の年齢や体調、不安な症状に応じて、必要な検査を個別に選ぶスタイルが基本です。

例えば、

  • 血液検査
  • 画像検査(レントゲン・超音波・MRIなど)
  • 専門的な検査(内視鏡、心臓・脳関連検査)

といった検査を、目的に合わせて組み合わせて受けます。

「毎年一通り受ける」よりも、「何を確認したいか」を整理して検査を選ぶことが重要 これが、タイの健康診断の大きな特徴です。

タイの人間ドックはどんな特徴がある?

タイの人間ドックは、日本で一般的にイメージされる「会社や自治体で受ける健診」とは位置づけが異なります。

医療サービスとしての色合いが強く、内容や費用を自分で選ぶ必要がある点が大きな特徴です。

私立病院が中心の外国人向け医療サービス

タイの人間ドックは、主に私立病院で提供される医療サービスです。

利用者はタイ国内の富裕層や外国人が中心で、英語対応が基本となっています。

日本のように「会社経由で気軽に受ける健診」という位置づけではなく、自費で受ける、高品質な医療サービスという性格が強いのが特徴です。

検査内容は病院・プランごとに大きく異なる

タイの人間ドックには、全国共通の標準プランはありません。

病院やコースによって、含まれる検査内容が大きく異なります。

一般的には、

  • 血液検査
  • 心電図
  • 超音波検査
  • 内視鏡(胃カメラ)

などを組み合わせた内容が多く、「どこまで調べるか」を自分で選ぶ必要があります。

タイの人間ドック費用は内容次第で大きく変わる

人間ドックの費用は、検査項目の数や高度な検査の有無によって大きな幅があります。

簡易的な内容であれば比較的抑えられる場合もありますが、内視鏡や画像検査を含めると、日本で受ける人間ドックより高額になるケースも少なくありません。

「フルセットだから安心」ではなく、「自分に必要な検査かどうか」で選ぶことが重要 です。

比較ポイント タイの人間ドック 日本の人間ドック
提供される場所 私立病院が中心 病院・健診センターなど
利用者のイメージ 富裕層・外国人が多い 会社員・一般の受診が多い
受診スタイル 自費で内容を選ぶことが多い 会社経由・定期健診の延長で受けることも
検査内容 病院・プランごとに差が大きい 比較的標準化されている
言語対応 英語対応が基本(日本語は限定的) 日本語対応
費用感 検査を増やすほど高額になりやすい 比較的安定しやすい

タイの人間ドックは、日本と同じ感覚で選ぶと「内容」や「費用」に差が出やすいため、事前に整理して考えることが重要です。

タイの脳ドックは受けるべき?

タイでは、脳ドックは誰もが定期的に受ける検査ではありません。

自分が検討すべき対象かどうかを整理したうえで判断することが重要です。

脳ドックを検討したほうがよいケース

脳ドックは、すべての人が定期的に受ける検査ではありません。

タイで脳ドックを検討する目安として、次のようなケースが挙げられます。

  • 家族に脳卒中・くも膜下出血などの脳血管疾患の既往がある
  • 頭痛やめまいが繰り返し起こる、原因がはっきりしない症状が続いている
  • 40代以降で一度も脳の画像検査を受けたことがない

「症状がなくてもリスクがある人」は、一度検討する価値があります 。

MRI・MRAが中心の検査内容

タイの脳ドックは、MRIやMRAによる画像検査が中心となります。

検査自体は比較的短時間で終了し、多くの私立病院では完全予約制で受ける形になります。

身体への負担が少ない一方、「異常が見つかった場合の次の対応」まで考えておくことが大切です。

タイで脳ドックを受ける場合の費用感

MRI・MRA検査の料金が中心になります。

日本の健康保険のような公的保険は適用されず、原則として自費診療になるケースがほとんどです。

そのため、
「念のため受ける検査なのか」

「症状があり、必要性が高い検査なのか」

を整理したうえで受診を判断することが重要になります。

タイの健康診断はなぜ高額になりやすい?

タイで健康診断を受けると、「思っていたより高い」と感じる日本人は少なくありません。

その理由は、医療水準の高さだけでなく、制度や仕組みの違いにあります。

検査はすべて「自費」が基本

タイでは、日本の健康保険制度のような公的な保険適用がなく、健康診断や人間ドックは原則としてすべて自費になります。

日本では「健診だから安く受けられる」という感覚がありますが、タイでは1つ1つの検査に料金が設定されるため、検査内容が増えるほど費用もそのまま積み上がっていきます。

検査を組み合わせるほど高額になりやすい

タイの私立病院では、検査項目を自由に組み合わせられる反面、「念のため」「ついでに」と検査を追加しやすい傾向があります。

その結果、本来は不要な検査まで含めてしまい、費用が想定以上になるケースも少なくありません。

「フル検査=安心」とは限らず、目的に合った検査選びが重要 です。

外国人向け価格になるケースもある

私立病院では、外国人向けの医療サービスとして価格設定がされている場合があります。

医療水準や設備、言語対応が充実している一方で、同じ検査でも現地の人向けより高額になることがある点には注意が必要です。

高額になりやすい理由 日本との違い
検査はすべて自費 健診でも保険が使えるケースが多い
検査を自由に追加できる 標準セットが決まっている
外国人向け価格 原則同一料金

タイの健康診断は、制度の違いによって費用が高くなりやすいため、「何のために受けるか」を事前に整理することが重要です。

健康診断を受ける前に考えておきたいポイント

タイで健康診断や人間ドックを受ける前に、まずは「何を確認したいのか」を整理しておくことが重要です。

事前に考えずに受診すると、不要な検査が増え、費用だけが高くなることもあります。

💡受診前に、次のポイントを一度チェックしてみましょう。

✔年齢・家族歴
脳卒中や心疾患、がんなど、家族に既往歴がある場合は検査内容の判断材料になります。

✔現在の症状の有無
自覚症状がある場合は、健診よりも診察や専門検査が優先されることがあります。

✔日本で最後に受けた検査内容
直近で受けた検査と同じ内容を繰り返す必要がないケースもあります。

✔本当に「フル検査」が必要か
不安だからすべて受けるのではなく、目的に合った検査を選ぶことが重要です。

「全部まとめて受ければ安心」とは限らないのが、タイの健康診断の特徴です。

健康診断に迷ったら|御用聞きドクターで日本語相談

タイ

タイでは、
「人間ドックまで必要なのか」
「脳ドックは今の自分に本当に必要なのか」
といった判断を、自分で行う場面が多くなります。

御用聞きドクターでは、日本人医師が日本語で状況を確認し、今の体調や年齢、過去の検査歴を踏まえたうえで受けるべき検査内容を整理することができます。

高額な健康診断を「なんとなく」で受けてしまう前に、受診の必要性や検査の優先順位を確認するための事前相談先として活用できます。

※本記事は医師の確認・監修のもと作成しています

医師監修 麻植医師

おうえケアとわクリニック 麻植 医師

タイの健康診断は「不安だから一通り受ける」という判断には注意が必要です。

タイでは、日本のような定期健診制度が一般的ではないため、検査内容を自分で選ぶ場面が多くなります。
その結果、必要性を整理しないまま人間ドックや脳ドックを受けてしまい、想定以上に費用がかかるケースも少なくありません。
判断に迷う場合は、日本語で一度医師に相談することが安心です。


健康診断を受ける前に、日本語で相談したい方へ

「人間ドックまで必要?」
「脳ドックは今受けるべき?」

御用聞きドクターでは、日本人医師が日本語で体調や年齢、生活状況を確認し、今の自分に本当に必要な検査内容を整理できます。

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  • 日本人医師が日本語で対応
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まとめ|タイの健康診断は「検査内容の整理」が重要

タイでは、日本のような年1回の定期健康診断が一般的ではありません
そのため、人間ドックや脳ドックは必要に応じて選ぶ任意の検査という位置づけになります。

検査内容によって費用は大きく変わる ため、 「念のため全部受ける」という選び方は、負担が大きくなりやすい点にも注意が必要です。

判断に迷った場合は、日本語で医師に相談し、自分に本当に必要な検査内容を整理することが安心につながります。

タイ滞在中も、「全部受ける」ではなく「必要な検査を選ぶ」という考え方を持つことが、無理のない健康管理につながります。