タイでは、犬や猫が街中に多く、
「噛まれたらどうしよう」
「引っかかれただけでも病院に行くべき?」
と不安に感じる日本人も少なくありません。
狂犬病は発症すると致死率がほぼ100%とされる一方、適切なタイミングで予防処置を行えば防げる感染症です。
万が一の接触時にどう動くべきか迷ったとき、日本語で医師に相談し、緊急度や必要な対応を整理できる選択肢として御用聞きドクターがあります。
この記事では、タイにおける狂犬病のリスクや予防法、日本人が迷いやすい判断ポイントを中心に整理しています。
※本記事は医師の確認・監修のもと作成しています

おうえケアとわクリニック 麻植 医師
狂犬病は発症すればほぼ致死的であり、早期の対応が命を守ります。
噛まれた場合や引っかかれた場合には、すぐに傷口をしっかり洗浄し、消毒を行うことが大切です。
その後、迅速に医療機関で適切な処置を受けることが重要です。
不安な場合は、迷わず日本語で相談できる医師に相談し、次に取るべき行動を確認することが安心につながります。
狂犬病のリスクに迷ったら、日本語で相談したい方へ
「この程度の傷で病院に行くべき?」
「ワクチンはすぐに受けるべき?」
御用聞きドクターでは、日本人医師が日本語で状況を確認し、最適な対応をアドバイスいたします。
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御用聞きドクターとは?
- 日本人医師が日本語で対応
- 狂犬病対応の必要性を整理できる
- タイの医療現場でのアドバイス
※「ワクチン接種を迷う」段階でも相談できます
目次
タイは狂犬病リスクがある国?
タイでは狂犬病が発生しており、特に都市部や地方で野良犬や猫との接触が多い環境です。
狂犬病は発症するとほぼ致死的であり、予防措置が非常に重要です。
タイに滞在中、または観光中には、十分な注意が必要です。
タイは狂犬病が報告されている国
日本とは異なり、発生例があるため、狂犬病のリスクが存在します。
WHOでもリスク国として分類されており、予防措置を取らないと危険です。
観光客・在住者も無関係ではない
都市部・地方を問わず、野良犬や猫との接触のリスクは高く、観光客や在住者もその影響を受ける可能性があります。
特に動物に近づく機会が多い場所では、注意が必要です。
| リスク国分類 | 発生例 | 予防措置 |
|---|---|---|
| WHO リスク国 | 狂犬病の発症例あり | 予防接種(PrEP)、接触後の早期対応 |
| 都市部 | 野良犬や猫の存在 | 動物との接触を避ける |
| 地方・郊外 | 農村地域での野生動物との接触 | 動物に近づかない、事前の予防接種(PrEP) |
タイでは狂犬病が発生しており、特に都市部や地方で野良犬や猫との接触が多い環境です。
狂犬病は発症するとほぼ致死的であり、予防措置が非常に重要です。
都市部・地方を問わず、野良犬や猫との接触のリスクは高く、観光客や在住者もその影響を受ける可能性があります。
特に動物に近づく機会が多い場所では、注意が必要です。
狂犬病はどんな動物から感染する?
狂犬病は主に動物の唾液を介して感染します。
感染源となる動物は、狂犬病ウイルスを持っていることがあり、野生動物やペットもそのリスクがあります。
主な感染源
狂犬病は以下の動物から感染することが多いです。
- 犬 – 狂犬病の最も一般的な感染源。特に野良犬が多く、接触には注意が必要です。
- 猫 – 猫も感染源となり得ますが、犬に比べて感染率は低いです。しかし、野良猫と接触する際は注意が必要です。
- サル – 野生のサルも狂犬病に感染することがあります。特に熱帯地域ではリスクが高いです。
- コウモリ – コウモリは、狂犬病ウイルスの媒介者として重要です。夜間に活動することが多いため、夜間の注意が求められます。
噛まれなくても感染の可能性はある?
狂犬病は必ずしも噛まれることが必要なわけではなく、唾液が傷口や粘膜に触れることでも感染する可能性があります。
引っかき傷でも注意が必要です。
傷口が小さくても、感染のリスクがあるため、動物に引っかかれた場合も早急に処置を施す必要があります。
| 動物 | 感染経路 | 感染リスク |
|---|---|---|
| 犬 | 噛まれることによる唾液の接触 | 高い(特に野良犬) |
| 猫 | 噛まれる、または引っかかれる | 中程度 |
| サル | 唾液による接触、傷口 | 低いが注意が必要 |
| コウモリ | 夜間の接触や食物から | 高い(特に熱帯地域) |
狂犬病は噛まれなくても感染する可能性があるため、動物と接触した場合は傷口を洗浄し、必要に応じて医師に相談することが重要です。
タイでよくある接触シーン
タイでは、狂犬病に感染した動物との接触が多く見られます。
特に観光地や日常的な場所で、動物との接触を避けることが難しい場合もあります
。以下は、よく見られる接触シーンです。
- 野良犬・野良猫に触る
– 動物が近づいてくることも多く、接触を避けるのが難しい場合があります。 - 寺院・観光地での動物接触
– 観光地や寺院周辺では、動物との接触が多くなることがあります。観光中でも注意が必要です。 - 子どもが動物と遊ぶ
– 子どもたちは動物と触れ合う機会が多いため、親がしっかりと注意を払うことが求められます。 - 夜間の路上での接触
– 夜間は野良動物が活動しやすい時間帯であり、特にリスクが高くなります。
👉「かわいい」「大丈夫そう」という理由で接触するのは、決して安全な判断基準ではありません。
狂犬病の症状と潜伏期間
狂犬病は、感染してから症状が現れるまでの期間(潜伏期間)が数週間から数か月にわたることがあります。
症状が出るまで時間がかかるため、初期の段階で気づかないこともあります。
潜伏期間は数週間〜数か月
狂犬病に感染してから症状が出るまで、通常は数週間から数か月の潜伏期間があります。
すぐには症状が現れないため、症状が出るまでに注意が必要です。
発症後の主な症状
- 発熱 – 初期段階で軽い発熱が見られることがあります。
- 不安感・興奮 – 感染後、精神的な不安定さが現れることがあります。
- 水を怖がる(恐水症) – 水を飲むことを恐れる症状が現れることがあります。
- 神経症状 – 筋肉のけいれん、麻痺、意識障害などの神経症状が出てきます。
※ 発症後は治療が非常に困難です。
発症してしまうと、治療がほぼ不可能であり、ほぼ致死的です。
| 症状 | 特徴 | 治療可能性 |
|---|---|---|
| 発熱 | 初期症状として現れることがある | 早期に治療すれば軽度 |
| 不安感・興奮 | 精神的な変化が現れる | 治療が進むにつれて悪化 |
| 水を怖がる(恐水症) | 飲み物に対して恐怖を示す | 進行すると不可逆的 |
| 神経症状 | けいれん、麻痺など | 治療が難しく、致死的な場合が多い |
狂犬病は発症後、治療が非常に困難です。
そのため、早期の予防接種や適切な処置が重要です。
噛まれた・引っかかれた時の正しい初期対応
狂犬病の感染リスクがある場合、傷口の処置が非常に重要です。
適切な初期対応を行うことで、感染のリスクを最小限に抑えることができます。
まず行うべきこと
- 石けんと流水で傷口をしっかり洗う
– できるだけ早く、傷口を十分に洗い流すことが大切です。これにより、ウイルスの侵入を減少させることができます。 - 消毒を行う
– 洗浄後、消毒薬で傷口を消毒し、感染リスクを減らすための処置を行います。
できるだけ早く医療機関へ
傷口の処置後は、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。
狂犬病の予防にはワクチン接種が重要です。
- ワクチン接種の判断が重要
– 医師による迅速なワクチン接種が感染を防ぐために必要です。タイでは曝露後接種(PEP)が推奨されます。 - 状況によって免疫グロブリンが必要
– 医師が必要と判断した場合、免疫グロブリンを接種することで感染リスクをさらに減少させることができます。
これらの初期対応は、狂犬病を防ぐために重要な第一歩です。
迅速な対応が、感染のリスクを大きく減少させることにつながります。
タイでの狂犬病ワクチン接種について
狂犬病ワクチンは、感染を防ぐために非常に重要です。
タイに滞在中や訪れる際には、状況に応じて適切なタイミングで接種を受けることが大切です。
曝露後接種(PEP)
噛まれた、または動物と接触した後は、曝露後接種(PEP)が必要です。
接触後、できるだけ早く対応することが重要です。
- 噛まれた・接触後に行う
– 迅速な対応が求められます。ワクチン接種を遅らせると、感染リスクが高まります。 - 時間との勝負
– 曝露後の処置には時間制限があるため、できるだけ早く医療機関で対応することが重要です。
渡航前の予防接種(PrEP)
渡航前の予防接種(PrEP)は、長期滞在者や動物と接触する機会が多い人に向けて推奨されます。
- 長期滞在者・動物接触が多い人向け
– 長期間タイに滞在する場合や動物と接触する可能性が高い人には、事前に予防接種を受けることが推奨されます。 - 発症予防ではなく「リスク低減」
– 渡航前の予防接種は、発症を完全に防ぐものではなく、感染リスクを減少させる目的で行われます。
| 接種タイプ | 接種タイミング | 目的 |
|---|---|---|
| 曝露後接種(PEP) | 噛まれた・接触後 | 感染防止のため、早期にワクチン接種が必要 |
| 渡航前の予防接種(PrEP) | 渡航前 | リスク低減のため、事前に予防接種 |
タイ滞在中の狂犬病リスクを減少させるためには、状況に応じた適切な接種が不可欠です。
狂犬病対応に迷ったら|御用聞きドクターで日本語相談
タイでは、
「この程度の傷で病院に行くべき?」
「すぐワクチンが必要?」
と判断に迷う場面が多くあります。
御用聞きドクターでは、日本人医師が日本語で状況を確認し、緊急性・現地受診の必要性・次に取るべき行動を整理できます。
現地で慌てないための初動判断の相談先として活用できます。
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狂犬病は発症すればほぼ致死的であり、早期の対応が命を守ります。
噛まれた場合や引っかかれた場合には、すぐに傷口をしっかり洗浄し、消毒を行うことが大切です。
その後、迅速に医療機関で適切な処置を受けることが重要です。
不安な場合は、迷わず日本語で相談できる医師に相談し、次に取るべき行動を確認することが安心につながります。
狂犬病のリスクに迷ったら、日本語で相談したい方へ
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「ワクチンはすぐに受けるべき?」
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- 狂犬病対応の必要性を整理できる
- タイの医療現場でのアドバイス
※「ワクチン接種を迷う」段階でも相談できます
まとめ|タイ滞在中は狂犬病の「正しい知識」が重要
タイは狂犬病リスク国であり、野良犬や猫との接触は避けられない場面も多いため、狂犬病の正しい知識を持っておくことが非常に重要です。
噛まれなくても感染する可能性があるため、動物と接触した場合はすぐに傷口を洗浄し、消毒を行い、その後医師に相談することが大切です。
狂犬病の初期対応と早期判断が、感染を防ぐためのカギとなります。
適切なタイミングでワクチン接種や免疫グロブリンが必要となるため、迷った場合はすぐに日本語で医師に相談し、行動を整理しましょう。
タイ滞在中も、「何も起きていない今」から正しい知識を身につけ、予防を意識しておくことが、もしもの時に安心につながります。


