オーストラリアに住む日本人にとって、紫外線対策は「美容の話」ではなく「健康を守るための必須習慣」です。
「日本と同じ感覚で過ごしていたら、数日で真っ赤に焼けてしまった」
「現地の日焼け止めがベタベタして使いにくい」
「シミが急に増えた気がするけど、どこに相談すればいいかわからない」
——こうした悩みを抱える方は少なくありません。
オーストラリアは世界で最も皮膚がんの発生率が高い国のひとつで、紫外線の強さは日本の数倍に達する時期もあります。
しかし、正しい知識と対策があれば、肌や健康へのダメージは大幅に減らせます。
この記事ではオーストラリアの紫外線がなぜ危険なのか、現地で買える日焼け止めやアフターサンケア製品、さらにシミ・肝斑対策の美白内服薬まで、在住日本人が知っておくべき情報を網羅的にまとめました。
※本記事は医師の確認・監修のもと作成しています

おうえケアとわクリニック 麻植 医師
オーストラリアの紫外線は、日本とは別物と考えてください。
日本の感覚で「少しくらい大丈夫」と過ごすと、短期間でも深刻な日焼けを起こすことがあります。
特に到着直後は肌が現地の紫外線に慣れていないため注意が必要です。
日焼けがひどい、シミ・肝斑が気になる場合は自己判断せず医師に相談しましょう。
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現地で処方を受けるより安く済むケースも多いです。

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目次
オーストラリアの紫外線はなぜ危険?日本との違い
オーストラリアで生活を始めると、まず驚くのが日差しの強さです。
ここでは、なぜオーストラリアの紫外線がこれほど強いのか、日本とどう違うのかを数値とともに解説します。
紫外線量は日本の最大5〜7倍|オゾン層とUVインデックスの関係
オーストラリアの紫外線が強い最大の理由は上空のオゾン層が薄いことです。
オゾン層は有害な紫外線を吸収する役割を持っていますが、オーストラリア大陸上空ではこのオゾン層が薄いため、地表に届く紫外線の量が多くなっています。
紫外線にはUV-A(肌の老化・シワの原因)とUV-B(日焼け・シミ・皮膚がんの原因)があり、オーストラリアではどちらも日本より強い傾向があります。
紫外線の強さを示す国際的な指標がUVインデックス(UV Index)です。
WHOでは以下の5段階に分類しています。
| UVインデックス | レベル | 必要な対策 |
|---|---|---|
| 1〜2 | 弱い | 特別な対策は不要 |
| 3〜5 | 中程度 | 日焼け止め・帽子を推奨 |
| 6〜7 | 強い | 日焼け止め・帽子・サングラス必須 |
| 8〜10 | 非常に強い | 外出を控える時間帯あり |
| 11以上 | 極端に強い | 日中の外出を避けるべき |
オーストラリアの夏(11月〜2月)には、シドニーでもUVインデックスが12前後に達し、ダーウィンやケアンズでは14を超える月もあります。
東京の夏のピーク(7月)がUVインデックス7〜8程度であることを考えると、オーストラリアの紫外線は日本の夏の1.5〜2倍、地域によっては5倍以上になることがわかります。
季節・都市別の紫外線レベル比較(シドニー・メルボルン・ケアンズ・ダーウィン)
オーストラリアは国土が広いため、都市によって紫外線の強さが大きく異なります。
以下は主要都市と東京のUVインデックス最大値の比較です。
| 都市 | 夏のUVインデックス(最大) | 冬のUVインデックス |
|---|---|---|
| 東京 | 7〜8(7月) | 2前後 |
| シドニー | 12(1月) | 2前後 |
| メルボルン | 11〜12(1月) | 2前後 |
| ケアンズ | 13〜14(12月) | 7〜8 |
| ダーウィン | 14以上(11月〜2月) | 8 |
注目すべきは、ダーウィンやケアンズでは冬でもUVインデックスが8前後と東京の真夏と同レベルかそれ以上の紫外線量がある点です。北部に滞在する方は季節を問わず徹底した対策が必要です。
また、日本の冬にオーストラリアへ渡航する場合、紫外線に対する肌の備えがない状態でいきなり強い紫外線を浴びることになるため、到着直後に深刻な日焼けを起こすケースが多く報告されています。
皮膚がん大国オーストラリア|3人に2人が生涯で発症するリスク
オーストラリアは世界で最も皮膚がんの発生率が高い国のひとつです。
毎年2,000人以上のオーストラリア人が皮膚がんで亡くなっており、3人に2人が70歳までに皮膚がんと診断されると報告されています。
また、毎年11,500人以上がメラノーマ(悪性黒色腫)の治療を受けており、オーストラリア政府は国を挙げて紫外線対策の啓蒙活動を行っています。
日本人は欧米人と比べてメラニン色素が多く、メラノーマのリスクは相対的に低いとされていますが、シミ・しわ・光老化の進行は紫外線量に比例するため油断は禁物です。
オーストラリアに長期滞在するなら、日本にいるとき以上に紫外線対策を徹底する必要があります。
現地で実践すべき紫外線対策の基本|Slip, Slop, Slap, Seek, Slide
オーストラリア政府は1980年代から「SunSmart(サンスマート)」プログラムを推進しており、
「Slip, Slop, Slap, Seek, Slide」というスローガンで紫外線対策の5つの行動を呼びかけています。
・Slip(長袖のシャツを着よう)
・Slop(日焼け止めを塗ろう)
・Slap(帽子をかぶろう)
・Seek(日陰に入ろう)
・Slide(サングラスをかけよう)
——この5つが基本です。
日焼け止めの正しい塗り方|20分前・2時間ごとの塗り直しがカギ
オーストラリア政府が推奨する日焼け止めの使い方には日本人があまり意識しないポイントがいくつかあります。
① SPF30以上のブロードスペクトラム(広域UVA/UVBカット)を選ぶ
現在はSPF50+の製品が主流になりつつありますが、重要なのはSPFの数値よりも「こまめに塗り直すこと」です。
② 外出の20分前に塗る
日焼け止めが肌に浸透して効果を発揮するまでに時間がかかるため、外出直前ではなく20分前に塗りましょう。
③ 2時間ごとに塗り直す
汗や摩擦で効果が落ちるため、2時間ごと、あるいは水泳・運動後にすぐ塗り直すことが重要です。
④ 十分な量を塗る
全身で約35ml(ティースプーン7杯分)が推奨されています。
顔だけで1ティースプーン(5ml)が目安です。薄く伸ばすのではなく、肌に薄い膜ができるくらいたっぷり塗るのがポイントです。
帽子・サングラス・UPF衣類の選び方
帽子はつばの幅が8〜10cm以上ある広いタイプが推奨されています。
野球帽やサンバイザーは顔と首を十分にカバーできないため、あまり好ましくありません。
子どもには首の後ろまで覆うレジョネアハット(legionnaire’s hat)がよく使われています。
サングラスはオーストラリアではAS/NZS 1067という規格があり、カテゴリー2〜4のUVカットサングラスが推奨されています。
紫外線は白内障の原因にもなるため、外出時にはぜひかけましょう。
衣類にはUPF(Ultraviolet Protection Factor)という紫外線保護指数が設定されており、UPF15以上のものが良いとされています。
水着にはUPF50+が推奨されており、ポリエステル・綿の混紡や綿100%の衣服は紫外線被害を95%防ぐという報告もあります。
日傘はオーストラリアでも使える?アジア人の実態
日本では一般的な日傘ですが、オーストラリアでは使っている人は多くありません。
しかし、移民の国であるオーストラリアでは、アジア系の住民を中心に日傘を使う人が増えており「変に見られるのでは?」と心配する必要はほとんどありません。
ただし、現地では日傘のラインナップが少なく、軽量・コンパクトな日本の日傘の方が質が良いため、日本から持参することをおすすめします。
オーストラリアで買える日焼け止めおすすめ5選|現地ブランドと選び方
オーストラリアの日焼け止めは、日本の製品とは特徴が異なります。
日本の日焼け止めは紫外線吸収剤が主流で、サラサラとした使用感が特徴ですが、オーストラリアでは紫外線散乱剤(紫外線を反射するタイプ)が多く、ベタつきや白残りが気になることがあります。
一方で、オーストラリアの日焼け止めは強い紫外線を跳ね返す効果に優れ、肌への刺激が少ないというメリットもあります。
ここでは、Chemist WarehouseやPriceline Pharmacyなどで手軽に購入できるおすすめの日焼け止めを紹介します。
Cancer Council SPF50+|オーストラリアがん評議会公式の定番ブランド
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Cancer Council(キャンサーカウンシル)は、オーストラリアがん評議会(Cancer Council Australia)が展開する日焼け止めブランドで、現地では最も知名度の高い製品です。
売り上げの一部はがん研究・支援に充てられます。
主な製品ラインナップは以下の通りです。
・Everyday Value SPF50+
日常使い向け。110ml〜1Lまでサイズ展開豊富。価格はA$7〜23前後。
・Moisturising SPF50+
アロエベラ・ビタミンE配合の保湿タイプ。110ml約A$8前後。
・Active SPF50+
軽量でマット仕上げ。スポーツやアウトドア向け。
・Sensitive SPF50
敏感肌向け。皮膚科医テスト済み。
有効成分はHomosalate、Octocrylene、Octyl Salicylate、Butyl Methoxydibenzoylmethane(アボベンゾン)などで、4時間の耐水性があります。
Banana Boat SPF50+|ファミリー向け大容量タイプ
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Banana Boat(バナナボート)は40年以上の歴史を持つオーストラリア製の日焼け止めブランドで、家族向けの大容量タイプが人気です。
・Ultra Clear SPF50+(175g)
軽い付け心地で衣服に白残りしにくい。4時間耐水性。A$10前後。
・Sensitive SPF50+(200g)
敏感肌向け。A$11前後。
・Kids SPF50+(200g)
子ども向け。A$10前後。
スーパー(Coles、Woolworths)でも購入でき、コストパフォーマンスが良い製品です。
La Roche-Posay Anthelios SPF50+|敏感肌・顔用に人気
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La Roche-Posay Anthelios(ラロッシュポゼ アンテリオス)はフランスの皮膚科学ブランドで、オーストラリアでも非常に人気があります。敏感肌向けに開発されており、顔用日焼け止めとして定評があります。
・Invisible Fluid SPF50+(50ml)
超軽量で透明な仕上がり。ノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせない)。A$27前後。
・Anthelios XL Anti-Shine Dry Touch SPF50+(50ml)
オイリー肌向けマット仕上げ。A$32前後。
価格は他のブランドより高めですが、日本の日焼け止めに近いサラサラした使用感を求める方におすすめです。
Neutrogena Ultra Sheer SPF50|軽い付け心地で日本人にも使いやすい
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Neutrogena Ultra Sheer(ニュートロジーナ ウルトラシアー)は、軽い付け心地とベタつかないテクスチャーが特徴で、日本人にとっても使いやすい製品です。
・Ultra Sheer Face Lotion SPF50(88ml)
顔用で軽い付け心地。A$12前後。
・Ultra Sheer Body Mist SPF50(140g)
スプレータイプで塗り直しに便利。A$10前後。
Invisible Zinc SPF50|ミネラル(酸化亜鉛)100%の低刺激タイプ
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Invisible Zinc(インビジブルジンク)は、有効成分が酸化亜鉛(Zinc Oxide)のみというミネラル100%の日焼け止めです。化学フィルター(紫外線吸収剤)を一切使わないため、敏感肌やアレルギー体質の方に向いています。
・Sheer Defence Tinted Moisturiser SPF50(50g)
色付きで化粧下地としても使える。A$30前後。
日本 vs オーストラリアの日焼け止め比較表
| 比較項目 | 日本の日焼け止め | オーストラリアの日焼け止め |
|---|---|---|
| 主な成分タイプ | 紫外線吸収剤が主流 | 紫外線散乱剤が多い |
| 使用感 | サラサラ・白残りしにくい | ベタつきあり・白残りしやすい |
| SPF上限 | SPF50+(上限なし) | SPF50+(TGA規制あり) |
| PA表示 | PA+〜PA++++で表示 | Broad Spectrumと表示 |
| 推奨される塗り方 | 薄く均一に | 膜が見えるくらいたっぷり+2時間ごと塗り直し |
| 価格帯 | 500〜3,000円程度 | A$7〜32(約700〜3,200円) |
| 肌への刺激 | 吸収剤が刺激になる場合あり | 散乱剤中心で低刺激が多い |
日本の日焼け止めを持参しても効果はありますが、オーストラリアの強い紫外線下ではこまめな塗り直しがより重要になります。
現地の日焼け止めに抵抗がある方は、日本の散乱剤タイプの製品を選ぶか、顔は日本製・体は現地製と使い分けるのもひとつの方法です。
日焼けしてしまったら?オーストラリアで買えるアフターサンケア製品
どんなに対策をしていても、日焼けしてしまうことはあります。
ここでは、オーストラリアの薬局で手に入るアフターサンケア製品と、日焼け後の正しいケア方法を紹介します。
日焼けしたらまず行うべきステップ
①すぐに日陰に移動する
②冷水や冷たいタオルで冷やす
③保湿ジェルやローションを塗る
④水分を十分に摂る
氷を直接肌に当てるのは凍傷のリスクがあるため避けてください。
Banana Boat After Sun Aloe Gel|冷却・保湿の定番

Banana Boat After Sun Aloe Vera Gel(250g)は、アロエベラエキス配合のアフターサンジェルで、日焼け後の肌を冷やしながら保湿します。
Chemist Warehouseなどで約A$8〜10前後で購入でき、オーストラリアでは最も定番のアフターサン製品のひとつです。
Plunkett’s 99% Pure Aloe Vera Gel|オーガニック処方

Plunkett’s 99% Pure Aloe Vera Soothing Gelは、オーストラリア産のオーガニック認証アロエベラを使用した高純度ジェルです。
パラベン・人工着色料・香料・アルコール不使用で、敏感肌の方にも安心です。
日焼け後のクールダウンだけでなく乾燥肌やかゆみのケアにも使用することができ、冷蔵庫で冷やして使うとさらに冷却効果がアップします。
日焼け後に薬局で買える鎮痛薬(Nurofen・Panadol)
日焼けによる痛みや炎症がひどい場合は、市販の鎮痛薬も有効です。
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・Nurofen(ヌロフェン)
有効成分はイブプロフェン(Ibuprofen)。
抗炎症作用があり、日焼けの腫れや痛みを和らげます。A$5〜12前後。
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・Panadol(パナドール)
有効成分はパラセタモール(Paracetamol = アセトアミノフェン)。
日本のカロナールに相当し、痛みと発熱を抑えます。A$4〜8前後。
いずれもChemist Warehouse(薬局)、Priceline Pharmacy(ドラックストア)、Coles、Woolworths(スーパーマーケット)などで処方箋なしで購入できます。
紫外線ダメージの蓄積に注意|シミ・肝斑の予防と美白内服薬
オーストラリアでの紫外線対策は日焼け止めや帽子だけでは完結しません。
長期的に蓄積する紫外線ダメージによるシミ・肝斑・光老化への対策も重要です。
オーストラリア生活で増えるシミ・肝斑のメカニズム
紫外線を浴びると、肌の中のメラノサイト(色素細胞)が活性化し、メラニン色素を過剰に生成します。
通常、メラニンは肌のターンオーバー(新陳代謝)によって排出されますが、紫外線を浴び続けるとターンオーバーが追いつかず、メラニンが蓄積してシミとなって現れます。
特に肝斑(かんぱん)は、紫外線に加えてホルモンバランスの変化やストレスが関係するシミで、30〜40代の女性に多く見られます。
オーストラリアの強い紫外線環境では、日本にいたときは目立たなかった肝斑が急速に悪化するケースがあります。
日本の美白処方薬(トラネキサム酸・シナール・ユベラ)は海外では手に入りにくい
日本の美容皮膚科で処方される美白内服薬は、海外では入手が難しい場合がほとんどです。
| 薬品名 | 主成分 | 主な効果 | オーストラリアでの入手 |
|---|---|---|---|
| トランサミン | トラネキサム酸 | メラニン生成抑制・肝斑治療 | 美白目的の処方は困難 |
| シナール | ビタミンC+パントテン酸 | メラニン生成抑制・コラーゲン生成促進 | 同等品なし(ビタミンCサプリは入手可) |
| ユベラ | ビタミンE | 血行促進・ターンオーバー促進 | サプリとしては入手可。医療用は困難 |
| ハイチオール | L-システイン | メラニン排出・肌代謝促進 | 同等品なし |
特にトラネキサム酸は日本では肝斑治療の第一選択薬として広く使われていますが、オーストラリアでは美白目的での処方は一般的ではありません。
日本で飲んでいた美白内服薬を海外でも継続したい方は、日本の医師からの処方が必要です。
美白内服薬は自己判断NG|医師の処方が必要な理由
「サプリメントで代用すればいい」と考える方もいるかもしれませんが、医療用の美白内服薬とサプリメントでは有効成分の配合量が大きく異なります。
たとえばトラネキサム酸の場合、市販薬では750mgまでですが、医療用では2,000mgまでの処方が可能です。
また、トラネキサム酸には血液を固まりやすくする作用があるため、血栓症のリスクがある方やピルを服用中の方は特に注意が必要です。
自己判断での服用は避け、必ず医師の診察を受けましょう。
こんなときは病院へ|日焼け・紫外線トラブルの受診目安
日焼けは「ただの火傷」と軽く考えがちですが、症状によっては医療機関を受診すべきケースがあります。
様子見OKのケースとすぐ受診すべきケース
| 症状 | 判断 | 対処 |
|---|---|---|
| 赤みがあるが痛みは軽い | 様子見OK | 冷却+アロエジェル+保湿 |
| 皮がむける程度 | 様子見OK | 保湿を続ける。皮は無理にはがさない |
| 水ぶくれ(水疱)ができた | 受診推奨 | II度熱傷の可能性。自分でつぶさず受診 |
| 広範囲の激しい日焼け+頭痛・吐き気・発熱 | すぐ受診 | 熱中症・日射病の可能性。GPまたは救急へ |
| ほくろが急に大きくなった・形が変わった | 受診推奨 | 皮膚がんの可能性。GPで皮膚検査を依頼 |
オーストラリアのGP受診の流れと費用の目安
オーストラリアで体調を崩したときは、まずGP(General Practitioner:一般開業医)を受診します。
日本のように直接専門科を選ぶのではなく、GPが窓口となり必要に応じて専門医を紹介される仕組みです。
費用については、Medicare(国民健康保険)がある場合Bulk Billing(自己負担なし)のGPもありますが、Medicare未加入の場合(ワーホリ・留学生・旅行者など)は1回A$60〜100程度かかることがあります。
海外旅行保険に加入していれば、キャッシュレスで受診できるGPもあります。
英語での受診が不安な方は、次のセクションで紹介する日本語対応クリニックの利用も選択肢のひとつです。
御用聞きドクター|日本の処方薬を海外でも継続できるオンライン診療
オーストラリアで暮らしていると日本で使っていた薬が手に入らない、現地の医療費が高い、英語での診察が不安
——こうした悩みに直面することがあります。
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紫外線対策に関連する分野では、以下のような処方に対応しています。
・美白内服薬
トラネキサム酸(トランサミン)、シナール(ビタミンC配合)、ユベラ(ビタミンE)
・皮膚科処方薬
湿疹・かゆみ・日焼け後の炎症に対する外用薬
・その他
継続中の定期処方薬全般
御用聞きドクターの特徴
・日本で使っていた薬をそのまま継続できる
オーストラリアでは手に入りにくいトラネキサム酸も日本の処方薬として海外配送が可能。
・現地の医療費より安く済むケースがある
GPの受診費用(A$60〜100)に加え、専門医への紹介が必要になると数百ドルかかることも。
御用聞きドクターなら診療費7,000円/回で日本語での診察が完結します。
・日本人医師が日本語で対応
シミや肝斑、デリケートな肌の悩みも、言語の壁なく相談できます。
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オーストラリアで日本語対応のクリニック5選
オーストラリアの主要都市には、日本語で受診できるGP(一般開業医)があります。
紫外線による皮膚トラブルや体調不良の際に言葉の壁なく相談できるクリニックを紹介します。
シドニー|タウンホールクリニック 日本語医療サービス(Town Hall Clinic)

| クリニック名 | タウンホールクリニック 日本語医療サービス Town Hall Clinic – Japanese Medical Service |
|---|---|
| 住所 | Level 4, 50 York Street, Sydney NSW 2000 |
| 診療時間 | 月〜金 9:00〜18:00 ※変更される場合があります。詳細は公式サイトをご確認ください。 |
| 対応診療科 | 一般内科、小児科、皮膚科、婦人科、メンタルヘルスほか全科対応(歯科除く) |
| ポイント | 25年以上の実績。日本人通訳が常勤。海外旅行保険キャッシュレス対応。タウンホール駅徒歩5分。 |
| 公式サイト | https://www.townhallclinic.com.au/ |
シドニーCBDに位置し、日本人通訳スタッフが常勤している老舗クリニックです。
電話予約から診察、薬の説明まですべて日本語で対応してもらえます。
日本の海外旅行保険に加入していればキャッシュレスで受診可能なため、留学生やワーホリの方にも人気です。
シドニー|ワールドシティ日本語医療・歯科センター(World City Medical / Dental)

| クリニック名 | ワールドシティ日本語医療・歯科センター World City Medical / Dental |
|---|---|
| 住所 | Suite 45, Level 3, 650 George Street, Sydney NSW 2000 |
| 診療時間 | 月〜金 10:00〜18:00、土 9:00~16:00 ※変更される場合があります。詳細は公式サイトをご確認ください。 |
| 対応診療科 | 一般内科、歯科、美容医療、心理カウンセリング、検査施設併設 |
| ポイント | 医療・歯科・美容・心理を一カ所で受診可能。日本人受付・ナース常勤。セントラル駅徒歩5分。 |
| 公式サイト | https://www.worldcitimedical.com.au/jp/ |
日系では珍しい総合医療センターで、一般診療だけでなく歯科や美容医療、心理カウンセリングまで一カ所で受けられるのが特徴です。
日本人スタッフが常勤しており、専門医への紹介時にも通訳帯同が可能です。
メルボルン|パラマウントクリニック(Paramount Medical Clinic)

| クリニック名 | パラマウントクリニック Paramount Medical Clinic |
|---|---|
| 住所 | Upper Level, Suite 4-5, The Paramount Center, 108 Bourke Street, Melbourne VIC 3000 |
| 診療時間 | 月〜金 9:00〜18:00(土曜は予約制) ※変更される場合があります。詳細は公式サイトをご確認ください。 |
| 対応診療科 | 全科対応(歯科除く)。皮膚科、婦人科、小児科、心療内科、予防接種、健康診断など |
| ポイント | 日本人のために開院したクリニック。処方薬に日本語の服用説明あり。学生・ワーホリ割引あり。日本語フリーダイヤル:1800 677 177 |
| 公式サイト | https://paramountclinic.com.au/ |
メルボルン市内中心部にある、日本人のために設立されたクリニックです。
処方される薬のほとんどに日本語の服用方法が記載されており、専門医受診時の通訳手配も可能です。学生・ワーホリの方は診察料が割引になります。
メルボルン|ミッドタウンメディカルクリニック(Midtown Medical Clinic)

| クリニック名 | ミッドタウンメディカルクリニック Midtown Medical Clinic |
|---|---|
| 住所 | Level 4, 250 Collins Street, Melbourne VIC 3000 |
| 診療時間 | 月 8:30~17:00、火木 13:30~17:00、水土 8:30~12:30、金 9:30~16:30 ※変更される場合があります。詳細は公式サイトをご確認ください。 |
| 対応診療科 | 一般内科、皮膚科、婦人科、小児科ほか全科対応(歯科除く)。レントゲン・血液検査・理学療法の施設併設 |
| ポイント | 日本語通訳サービスあり。クリニック内に検査施設があり、ワンストップで受診可能。フリンダース駅から近い好立地。 |
| 公式サイト | https://www.doctoraiko.com.au/ja |
クリニック内にレントゲン、血液検査、理学療法などの施設が併設されており、紹介なしでまとめて検査が受けられるのが大きな利点です。
日本語対応の通訳サービスが利用可能で、海外旅行保険のキャッシュレスにも対応しています。
ゴールドコースト|日本語医療センター ゴールドコースト(Nihongo Iryo Centre Gold Coast)

| クリニック名 | 日本語医療センター ゴールドコースト Nihongo Iryo Centre Gold Coast |
|---|---|
| 住所 | Australia Fair Shopping Centre, Marine Parade, Southport QLD 4215 |
| 診療時間 | 9:00〜18:00 年中無休(完全予約制) ※変更される場合があります。詳細は公式サイトをご確認ください。 |
| 対応診療科 | 全科対応(歯科除く)。小児科、婦人科、皮膚科、内科など |
| ポイント | 1997年開業、ゴールドコースト初の日本語対応クリニック。日本人スタッフ常勤。複数の経験豊富なドクターと女性医師2名が在籍。キャッシュレス対応。 |
| 公式サイト | https://www.nihongoiryo.com.au/ |
ゴールドコースト初の日本語対応クリニックとして1997年に開業し、20年以上の実績があります。日本人スタッフが常勤しており、すべてのやり取りを日本語で行えます。
女性医師も2名在籍しているため、デリケートな相談可能。紫外線が特に強いクイーンズランド州に滞在する方にとって、心強い存在です。
まとめ|オーストラリアの紫外線対策で押さえるべき5つのポイント
最後にオーストラリアの紫外線対策で押さえておくべきポイントを整理します。
① オーストラリアの紫外線は日本の最大5〜7倍
特に夏季(11月〜2月)と北部(ケアンズ・ダーウィン)は要注意です。
② 日焼け止めはSPF50+を選び、外出20分前に塗って2時間ごとに塗り直す
Cancer Council、Banana Boat、La Roche-Posayなど現地で定番の製品が
Chemist Warehouseで手軽に買えます。
③ 日焼け止めだけでなく、帽子・サングラス・UPF衣類で物理的に紫外線を遮断する
オーストラリア政府が推奨する「Slip, Slop, Slap, Seek, Slide」を習慣にしましょう。
④ 日焼け後のケアも重要
アロエベラジェル(Banana Boat After Sun、Plunkett’s Aloe Vera Gel)で保湿しましょう。
水ぶくれや発熱がある場合はGPを受診してください。
⑤ シミ・肝斑の予防には美白内服薬が有効だが、自己判断はNG
日本で使っていたトラネキサム酸やシナールを海外でも続けたい方は御用聞きドクターのように日本の医師から処方を受けられるサービスの利用も選択肢のひとつです。
日本語で相談でき、処方薬を海外の自宅へ届けてもらえます。
オーストラリアの紫外線は強力ですが、正しい知識と対策で肌と健康を守ることは十分に可能です。「なんとなく」の対策ではなく、エビデンスに基づいた行動を心がけましょう。
