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2026/03/17

オーストラリアで口内炎の薬を買う方法現地の市販薬・処方薬・日本との違いを解説

オーストラリアで口内炎の薬を買う方法現地の市販薬・処方薬・日本との違いを解説

オーストラリアで突然口内炎ができたとき、「日本で使っていたトラフルやチョコラBBはどこで買えるの?」「現地の薬局で売っている薬は何が違うの?」と戸惑う方は少なくありません。

オーストラリアの薬局(Chemist Warehouse・Priceline Pharmacyなど)には口内炎の市販薬が複数ありますが、日本の薬とは有効成分やパッケージが異なるため、どれを選べばいいか判断しにくいのが実情です。

さらに、ステロイド系のペーストは薬剤師への相談が必須(Schedule 3)だったり、GPの受診費用が高額になるケースもあります。

オーストラリアで口内炎ができたときの原因と対処の基本

口内炎(英語では mouth ulcer / canker sore)は、口腔内の粘膜にできる小さな潰瘍です。

オーストラリアでも約5人に1人が繰り返し口内炎を経験するといわれており、決して珍しい症状ではありません。

まずは原因と基本的な対処法を押さえておきましょう。

口内炎の主な原因(ストレス・ビタミン不足・口腔内の傷など)

口内炎ができる原因は多岐にわたりますが、代表的なものは以下のとおりです。

物理的な刺激:頬の内側を噛んだ、硬い食べ物で傷つけた、歯ブラシで粘膜を傷つけた、矯正器具・入れ歯の摩擦など。

栄養不足:ビタミンB2・B12、鉄分、葉酸、亜鉛の不足は口内炎のリスクを高めます。

海外生活では食生活が偏りがちで、日本にいたときよりビタミン不足になりやすいため注意が必要です。

ストレス・疲労:環境の変化や言語ストレス、仕事の負荷など、海外生活特有のストレスが口内炎を誘発することがあります。

ホルモン変化:生理前や妊娠中にできやすくなることがあります。

その他:特定の食品(柑橘類・香辛料・チョコレートなど)への反応、薬の副作用、クローン病などの全身性疾患が原因になることもあります。

オーストラリアと日本で対処法はどう違う?

日本では口内炎の市販薬として、ビタミンB群を配合した内服薬(チョコラBB・トラフルBBチャージなど)や、ステロイド配合の貼り薬(トラフルダイレクト・口内炎パッチ大正クイックケアなど)が定番です。

しかし、オーストラリアではこれらの日本製品は薬局に並んでいません。

オーストラリアの薬局で買える口内炎薬は、ジェルタイプの鎮痛・抗炎症薬が主流です。

また、日本では処方箋なしで買えるステロイド配合パッチが、オーストラリアではステロイド系ペースト(Kenalog in Orabase)が「Pharmacist Only(S3)」に分類され、薬剤師への相談が必要になります。

さらに、オーストラリアでは口内炎でGP(家庭医)を受診することもありますが、Medicare非対象の一時滞在者(学生ビザ・ワーホリなど)の場合、自己負担で$50〜$100程度かかることがあります。

オーストラリアの薬局で買える口内炎の市販薬一覧

ここからは、Chemist WarehouseやPriceline Pharmacyなどオーストラリアの主要な薬局チェーンで実際に購入できる口内炎の市販薬を、タイプ別に紹介します。

塗り薬・ジェルタイプ

① Bonjela Mouth Ulcer Gel(ボンジェラ)

オーストラリアで最も知名度の高い口内炎ジェルのひとつです。

有効成分はコリンサリチル酸塩(choline salicylate)87mg/g。患部に塗ることで痛みを緩和し、消炎効果が期待できます。

ラズベリー味で、3時間おきに使用可能です。

口内炎で病院に行くべき?オーストラリアでの受診目安と費用

口内炎の多くは1〜2週間で自然に治りますが、以下のような場合は早めに医療機関を受診することをおすすめします。

こんな症状が出たら受診を

以下の項目に1つでも当てはまる場合は、市販薬での様子見をやめて受診を検討してください。

● 2週間以上治らない口内炎は、口腔がんの可能性を否定するためにも受診が必要です。

● 口内炎が繰り返しできる(月に何度も再発する場合)→ 鉄・ビタミンB12・葉酸の欠乏、セリアック病、クローン病などの可能性があります。

● 口内炎が10mm以上と大きい、または複数が融合している場合。

● 発熱・リンパ節の腫れ・体重減少を伴う場合。

● 食事や水分摂取が困難なほど痛みが強い場合。

オーストラリアで日本語対応のクリニック5選

口内炎が長引く場合や、現地で直接医師の診察を受けたい場合は、日本語対応のクリニックが安心です。

ここではシドニー・メルボルン・ブリスベン/ゴールドコーストの主要都市にある日本語対応クリニックを紹介します。

メルボルン|パラマウントクリニック(Paramount Medical Clinic)

クリニック情報
クリニック名 パラマウントクリニック
Paramount Medical Clinic
住所 Suite 9-10, Upper Level, 108 Bourke Street (The Paramount Centre), Melbourne VIC 3000
診療時間 月〜金 9:00〜17:30
※変更される場合があります。詳細は公式サイトをご確認ください。
対応診療科 一般内科、婦人科、小児科、皮膚科ほか
ポイント 日本人のために開院したクリニック。看護師・受付に日本人スタッフ在籍。海外旅行保険キャッシュレス対応。学生・ワーホリ向け割引あり
公式サイト https://paramountclinic.com.au/

メルボルンCBDのBourke Street沿いにある、日本人向けに開院されたGPクリニックです。

日本人看護師と受付スタッフが在籍し、日本語での電話予約も可能。

学生やワーホリの方への割引制度もあり、口内炎をはじめとした日常的な体調不良の相談先として信頼されています。

ブリスベン|さくらファミリークリニック(Sakura Family Clinic)

クリニック情報
クリニック名 さくらファミリークリニック
Sakura Family Clinic
住所 Level 11, 116 Adelaide Street, Brisbane QLD 4000
診療時間 月〜金 8:00〜17:00、土 9:00〜13:00
※変更される場合があります。詳細は公式サイトをご確認ください。
対応診療科 一般内科、小児科、婦人科、皮膚科ほか全科対応
ポイント 日本人女性医師在籍。受付・通訳すべて日本語対応。LINEやメールでの予約も可能。海外旅行保険キャッシュレス対応。AGPAL認定クリニック
公式サイト https://sakuraclinic.com.au/

ブリスベン在住の日本人から高い評価を得ているGPクリニックです。

日本人女性医師と日本人スタッフが在籍し、電話・メール・LINEすべて日本語で予約が可能。

まるで日本の病院にいるかのような安心感が特徴で、口内炎をはじめ、日常的な体調不良の相談先として多くの日本人が利用しています。

ゴールドコースト|日本語医療センター ゴールドコースト

クリニック情報
クリニック名 日本語医療センター ゴールドコースト
Japanese Medical Service Gold Coast
住所 Shop B002, Australia Fair Shopping Centre, 40 Marine Parade, Southport QLD 4215
診療時間 月〜金(詳細は公式サイトでご確認ください)
※変更される場合があります。詳細は公式サイトをご確認ください。
対応診療科 歯科以外全科対応(内科、小児科、婦人科、皮膚科ほか)
ポイント 1997年開業のゴールドコースト初の日本人クリニック。日本人スタッフ常勤。女性ドクター在籍。主要海外旅行保険とキャッシュレス提携
公式サイト https://www.nihongoiryo.com.au/

1997年に開業した、ゴールドコーストで最も歴史のある日本語対応クリニックです。

経験豊富なドクターが複数常勤しており、女性ドクターも在籍。

オーストラリアフェアショッピングセンター内にあるためアクセスも便利で、短期滞在者から長期滞在者まで幅広い日本人が利用しています。

まとめ|オーストラリアでの口内炎対策 5つのポイント

オーストラリアで口内炎に悩んだときに覚えておきたいポイントを整理します。

① 軽い口内炎は市販薬で対処可能

Bonjela、Difflam Mouth Gel、Nyal Mouth Ulcer Gelなどがオーストラリアの薬局で手軽に購入できます。

② ステロイド系はKenalog in Orabaseが日本の薬と同成分

トラフルダイレクトや口内炎パッチ大正と同じトリアムシノロンアセトニドが含まれており、薬剤師に相談すれば処方箋なしで購入可能です。

③ トラネキサム酸配合の内服薬はオーストラリアでは入手不可

④ 2週間以上治らない口内炎は必ず受診を

口腔がんなどの重篤な疾患のサインである可能性があるため、自己判断で放置しないことが大切です。

⑤ 日本語対応のクリニックや御用聞きドクターを活用

言語の壁があるオーストラリアでも、日本語で症状を説明し、適切な薬を処方してもらえる環境があります。

口内炎はありふれた症状ですが、海外では薬選びや受診のハードルが上がりがちです。

この記事で紹介した現地の市販薬情報や、日本の薬を海外でも使える御用聞きドクターのようなサービスを上手に活用して、オーストラリアでも快適に口内炎をケアしてください。